宗教改革記念日
2017.10.18
「それで、わたしたちは、今後だれをも肉に従って知ろうとはしません。肉に従ってキリストを知っていたとしても、今はもうそのように知ろうとはしません。だから、キリストと結ばれる人はだれでも、新しく創造された者なのです。古いものは過ぎ去り、新しいものが生じた。これらはすべて神から出ることであって、神は、キリストを通してわたしたちを御自分と和解させ、また、和解のために奉仕する任務をわたしたちにお授けになりました。」
― コリントの信徒への手紙二5章16節~18節 ―
10月31日はキリスト教の暦では「宗教改革記念日」です。
ハロウィンと同じ日で日本ではハロウィンの方が知られるようになりましたが、ハロウィンはキリスト教との関連性はありません。
1517年のこの日に、マルティン・ルターがヴィッテンベルク城教会の扉に「95ヶ条の提題」を発表し、宗教改革が始まったことを記念して制定されました。ルターが作曲し、J.S.バッハが編曲したコラール「神はわがやぐら」は讃美歌にも入っており、よく知られています。今年は宗教改革500年という記念の年で、教会やキリスト教系の大学でも記念の会などが開催されています。
教会では、10月31日に近い手前の日曜日(今年は10月29日)に記念礼拝が行われることが多いようです。