平和を考える映画会

2021.09.27

「平和を実現する人々は、幸いである。その人たちは神の子と呼ばれる。」
          マタイによる福音書5章9節
 中高では9月21日から後期が始まり、24日までの3日間に分けて「平和を考える映画会」を実施しました。まだ緊急事態宣言が発令中ですので分散登校とし、ブリテンホールで1学年ないしは2学年で席を空けて着席し、行いました。
 キリスト教の暦では、8月の第1日曜日は「平和聖日」と定められています。本校ではそのため、夏休み明けに「平和を考える映画会」を実施し、平和の尊さについて学び、考える機会としています。
 1~4年生は広島の原爆投下の10年後に原爆症で亡くなった佐々木禎子さんをモデルにした「千羽鶴」、5、6年生は長崎の被爆を扱った「アンゼラスの鐘」を鑑賞しました。
 平和は与えられるものではなく、また自然にそうなっていくものでもありません。聖書の言葉のように、その時代に生きる一人ひとりが努力して、求め、実現していかなくてはならないものです。そのために過去の出来事に学び、考える機会を学校でも大切にしています。
※写真は、小学校正門を入った所にあるみかんの木です。今年はたくさん実りました。