「新しい歌を主に向かって歌え」
2023.02.20
ホームページ チャペル便り 2022年度 第20号〈2023年2月20日〉
「新しい歌を主に向かって歌え。全地よ、主に向かって歌え。主に向かって歌い、御名をたたえよ。日から日へ、御救いの良い知らせを告げよ。」
詩編96編1~2節
2月14日に、中学校の合唱コンクールが開催されました。
コロナの感染拡大が心配されてから、学校で「歌を歌う」ということは、とてもむずかしい状態になりました。
毎日の礼拝の讃美歌も、今年度からやっと1節のみ歌うようになりましたが、マスクをしたままですし、なかなか大きな賛美にはなりません。合唱コンクールも行うことができなくなり、今年は3年ぶりの開催となりました。会場のブリテンホールには1学年ずつ入場し、自分の学年のクラスだけ会場で合唱を聞き、後は教室でライブ配信を聞く方法での実施となりました。
高校も6月に実施されましたが、中学生は3学年とも初めての合唱コンクールとなりました。
久しぶりにブリテンホールに響いた歌声は、それぞれ美しく、力強かったです。
1年生は初々しく、学年が上がるごとにしっかりした歌声に変わりました。指揮者、伴奏者も、頼もしく感じられました。
何気なく歌っていた歌も、みんなでハーモニーを作りだしていくと特別な歌になります。聖書の「新しい歌」は、単に初めて歌う歌という事ではありません。心に残る歌を、神さまに向かって高らかに歌うことができるようにと願います。
※写真はハインツコートに咲いている水仙です。