「高校 卒業式」
2023.03.06
ホームページ チャペル便り 2022年度 第21号〈2023年3月6日〉
そのとき、わたしは主の御声を聞いた。
「誰を遣わすべきか。誰が我々に代わって行くだろうか。」わたしは言った。
「わたしがここにおります。わたしを遣わしてください。」
イザヤ書6章8節
3月1日に、高校の卒業式が行われました。あたたかな朝に恵まれ、式は厳かに行われ、6年間での成長を感じられる立派な卒業式となりました。今年の卒業生の高校3年間は、コロナウイルスの影響を大きく受けました。悔しかったことも残念なこともたくさんあったと思いますが、それでも前向きに、誠実に歩みつづけてきたと思います。
卒業式の前に、高校3年生の礼拝があり、1人の生徒がこんな風に話しました。
「私たちの高校生活はコロナにより奪われてしまい、この学年が中心となる行事はほとんどなくなってしまいました。
また、部活動の練習も大会も何一つ例年通りにはできなくなり、修学旅行すらありませんでした。
それでも私たちの学年は、許されたわずかな行事を全力で楽しむことができたと思います。
限られた状況の中でも精いっぱい頑張ることの素晴らしさを身に着け、周囲の人や日常に感謝し、愛する心を大切にすることを学んできたからです。」
心に残る言葉でした。
卒業生の言葉のように、どんな時も、感謝すること、愛することを、
自分からあらわしていく人でありたいと願います。聖句は、卒業式に読まれたみ言葉です。
※写真は卒業式の日に卒業生に配った聖句の「しおり」です。聖句は学年の生徒たちが選びました。
聖書科教師2人の手作りです。