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【夏の活動報告】シアトルサマープログラムに参加してきました

2024.09.30 在校生の方へ

8月4日〜8月16日の13日間、中学校2、3年生の希望者15名の女子が、シアトルサマープログラムに参加しました。

最初の1週間は、Camp Don Boscoで、アメリカの小中学生のキャンパーや、様々な国の高校生・大学生のリーダーたち、総勢100名以上でキャンプ生活を共にし、異文化理解や多様な考え方をする力を養い、さらに大自然での体験を通してコミュニケーション力や自ら考えて行動する力を伸ばしました。

次の1週間は、ホームステイをしながらBellevue Collegeのインターナショナルコースに通いました。午前中はリーダーシップなどをテーマにした実用英語を学び、午後はマイクロソフト、スターバックスコーヒー本社、ビルゲイツ財団など世界的ビジネスが育っている地域でのエクスカーション(社会見学)を行い、創始者たちの理念にも触れるプログラムにも取り組みました。

最終日にはBellevue Collegeで、ホストファミリーが見守る中、「修了証書」授与式が行われました。

本来ならば、この楽しい経験を抱えて翌日帰国の予定でしたが、関東直撃の台風の影響で、搭乗予定の飛行機がキャンセルとなり、4日間のホテルステイを経ての帰国となりました。突然の帰国延期に戸惑った生徒達ですが、皆で協力して、現実を受け止め前向きに気持ちを切り替える努力をした期間も貴重な経験となりました。

参加者の感想です。

「このプログラムではSTEP(Smile・Thank you・Eye contact・Positive)と「May I help you?」の言葉がいかに大切なのかを実感することができました。また海外では自分から話さなければ会話はうまれないくらいの勢いでした。恥ずかしがらずにもっと日本でも発言できるように挑戦していきたいです。キャンプでは、オーバーナイトで芝生に寝っ転がってみた星は格別で、星が空一面に広がっていて幻想的な空間でした。(2年)」

「参加して気づいたことは、人と話すことの大切さです。上手く英語が話せなくても、挨拶をしたり少し質問をすることで空気が和らいだりします。会話の大切さを思い知らされました。この2週間は、見るもの全てが新しく発見だらけで、とにかく楽しくてたまらなかったです。(2年)」

「日常生活でどのような質問をすることが多いのか、よく使う単語は何か、実際に英語圏に行かなければわからないことをたくさん知れたことが、参加してよかったと思う一番の理由です。キャンプではアメリカのゲームを教えてもらったり、日本の遊び(鬼ごっこなど)を教えて、たくさん遊びました。ホームステイでは、ホストファミリーが中国の方だったので、生活様式は日本と同じ、食事は中華料理、会話は英語でした。アメリカは様々な国籍の方が住んでいて、特にシアトルなどの太平洋側はアジアの人が多いことも分かりました。ベルビューの研修では、アメリカの気候、音楽ジャンル、アメリカ発祥の会社などを知りました。アメリカは国土が広いため、気候や国内の時刻や食生活が地域によって異なることが分かり、日本との違いをよく感じることができました。全体を通して、今後も英語を学び続けたいと思えるような良い時間を過ごせたと思います。最後は台風の影響で帰国が延期になるという体験をしましたが、これも一つの経験だと思い楽しく過ごすことができました。(3年)」