今年度より、理系分野の専門家の講演会を聞き、理系分野への関心を高める「科学セミナー」を開催することになりました。
第1回目は、卒業生で横浜市立大学附属病院に外科医として勤務している佐々木梨花さんをお招きし、9月6日(金)放課後、オリーブホールで医学に関する講演を聞きました。中1生から高3生まで、各学年から生徒が集まり、保護者の方にもご参加いただきました。
お話では、高校時代の思い出、医師を志したきっかけ、中高での勉強方法、受験勉強、大学でのカリキュラム、解剖実習や医師国家試験の話など、中高生が気になる内容を多方面にわたり分かりやすく聞かせてくれました。
質疑応答では、甲状腺科を最終的に選んだ理由や大学の実習での挫折はあったのか、解剖についての質問などがあり、最後に個別の質問にも対応してくれました。
「医師はブラックなイメージがあり、相当辛いのでは?と思っていたが、楽しいこともあり、思っているよりも乗り越えられそうな気がしました。佐々木さんは高校時代も留学など幅広い経験や努力が土台となり、興味の分野に取り組めていることが分かり、目標やモチベーションを持ち、自分も頑張っていかれたらと感じました。(中3)」
「小学生の頃から人体や医学に興味があったので、このような機会があり良かったです。様々な課程を乗り越えて、今のお仕事に就いていることを知りました。(中1)」
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
進路部長より
中高生が何をきっかけに、どの分野に興味を持つかは未知なので、広くアンテナを張り、偏差値だけではなく、広い視野で自分が輝き、興味を持つ進路選びのきっかけとなるよう、外部の方をお招きしていく予定です。第2回は宇宙物理のお話を予定しています。