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ハンドベル部 第14回定期演奏会”Abbandone”

2024.04.05 在校生の方へ

3月23日(土)ハンドベル部の演奏会がブリテンホールで開かれました。

高校2年生部長の挨拶より一部抜粋

今年度の定期演奏会のテーマは、 「Abbandone」 です。 アッバンドーネ、とは音楽用語 で 『自由に/制限なく夢中になって』 という意味を持っています。

約3年前に始まったコロナ禍によって、 部活動の醍醐味とも言える合宿や外部での演奏、毎 週の活動にまで制限がかけられ、思うように活動できない年が続いていました。しかし 2023年5月、 新型コロナウイルスが5類感染症に引き下げられたことで合宿が決行できた り、学校内外問わず演奏会を開催することができたりと、 再び自由な毎日を取り戻しつつあります。 制限のある活動を経験してきたからこそ、 ”自由”が当たり前でないことに気が付か されました。 そんなコロナ禍の明けた毎日を、 ”自由” であるからこそ価値あるものにしたい、という強い想いを抱えながら、夢中になって走り抜けてきたこの1年間にとても相応しいテーマです。

小学4年生から8年間、今日までハンドベル部に関わってくださった多くの方々に見守られて、 1年間の集大成となる定期演奏会を迎えられたこと、 そして私たち5年生にとっては現役最後のステージを、 こうして無事に開催出来ることを心より感謝申し上げます。

中高5年間、ハンドベル部として生きてきたどの瞬間を切り取ってみても、 一番初めに出 てくるのは 「楽しかった」 の一言です。 もちろん笑顔ばかりの5年間ではなく、特に部長と して先頭を歩き続けたこの1年は、 煩悶することが幾度となくありました。 それでも、日頃 から親身になってそばで支えてくれた同期とスクールメイトや、 私の荒んだ心に優しい真っ直ぐな言葉で何度も灯りを灯してくださった顧問の実結先生、本当にたくさんの人に支えられてきました。

今日までの活動と同じように、この定期演奏会も私たちらしく走り抜けます。 最後まで私たち部員の煌びやかな姿を見届けて頂ければ幸いです。

天使の歌声と称されるハンドベル特有の音色を、どうぞ心ゆくまでお楽しみください。

「To God Be the Glory」は本校パイプオルガニストの永見亜矢子先生と演奏しました。

全11曲にわたる、ハンドベルの音色をブリテンホールに響かせました。