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【キャリア塾】読売新聞「新聞記者のやりがい」

2025.02.24 在校生の方へ

2/14(金)高校2年生を対象としたキャリア塾を実施しました。

読売新聞東京本社教育ネットワーク事務局の大石暁氏をお招きして、「新聞記者のやりがい」というテーマでお話くださいました。政治部などでの豊富な取材経験より、「新聞記者という仕事」「メディアに携わる仕事の意義」について、お話してくださいました。

新聞は、記者が現場まで足を運び、探してきた情報を取り上げるため、ニュースに信頼できる裏付けがあります。取材を積み上げていくことによって新たな事実を突き止めることもあり、社会正義の実現につながる役割があるということ。デジタルで得る情報源は、読めば読むほど類似の情報が表示されやすい仕組みになっており、自分の考えに近い情報ばかりが入ってくるため、偏った思考様式が形成されやすい点などを知りました。

また、新聞を読むメリットとして、学力向上やネット画面よりも記憶の定着率が高いこと、ニュースを中心に社会にあふれる様々な情報を正しく読み解くためのスキル「ニュースリテラシー」につながるお話も聞き、新聞の公共性や役割について考える機会となりました。

最後には、多くの質疑応答にも答えてくださいました。

生徒からは「新聞の高い信頼性が分かり、情報源として欠かしてはいけないと思った。」「新聞の見出しに注目しながら必要なニュースを押さえていく『つまみ読み』を実践してみたい」「各社との新聞読み比べをしてみたい。」「ニュース記事だけではなく、悩みに答えてくれるコラム『人生案内』など、ジャンルの幅広さにも興味がわきました。」と声があがりました。