図書館の利用は、休み時間や放課後だけでなく、授業時間内も多く使われています。
金曜3時間目の授業を覗くと、中学2年理科と高1現代の国語の2つの授業が図書館で開講。
奥のテーブルでは大きなテーブルにグループごとに集まり、探究学習のテーマ決めがおこなわれていました。教員と3名の司書がいることで、質問にも応じやすい環境ができています。
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入口カウンター付近では高校1年生が冬休みに「新書を読む」課題に向けて取り組んでいました。最初に図書館司書より、新書についての説明を聞き、その後各自で冬休みに読む新書選びをおこないました。
マーケティングの本を選んだ生徒は「経済に興味があります。科学と違い、明確な答えがないのもおもしろい。」女性解放運動に関する本を3冊選んだ生徒は「フェミニズムに興味があります。」アメリカ史の本を選んだ生徒は「建国からの1800年以降に興味があり、この本は近代史に特化したものです。」その他、天文学、クラシック音楽、経済学、思想、医療、民族等のジャンルを借りていました。興味分野の知識の幅を広げたり、自分自身の勉強や心の悩みを解決する手立てになりそうな本選びをしていました。
国語科教諭より「過去にこの課題で出会った本が、自分の進路選択や将来のキャリアに繋がったと卒業生が話してくれたことがあり、本との出会いは、人生を変える力もある。」
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図書館では、生徒向けに教科学習に役に立つ図書を、図書館展示や図書館だよりの中でも、各教科の授業の進行に従って紹介しながら、連携を図っています。