教科の特色

国際社会で活躍できる英語力の修得

将来国際社会で活躍できる英語力を身につけることを目標としています。1年生では1クラスを2分割に、2年生以降は2クラスを3分割にして授業が行われます。1年生では導入時、特に音声を大切にしています。中学3年間で基本的な文法と相当数の語彙・表現の習得を目指します。高校では、英作文やプレゼンテーション、グループデスカッションなどのより実践的な学びを通して、高い英語力の習得を目指します。高校1年次の海外研修でのホームステイ先で英語でのコミュニケーションを楽しめる英語力の素地を身につけます。高校3年生では、大学入試共通テスト、私大入試の問題も取り上げ、大学入試を突破する力を養成します。

英語

少人数編成・習熟度別にクラスを編成

1年生は1クラスを2分割して、2年生~6年生までは2クラスを3分割して習熟度別の授業を行っています。習熟度別3クラスには、標準レベルのクラスを1つ、応用レベルのクラスを2つ設定してきめ細かい授業を展開しています。標準クラスでは演習問題をたくさん解いて基礎学力の定着を図り、応用クラスではディスカッションやプレゼンテーションを多く行い、英語の実践力を養います。生徒の学力到達度にあわせてクラス編成を行い、より適切なレベルで授業を受けることができるように各学期で見直しをします。

課題試験・合同試験の実施

中学では各レッスンや文法項目ごとに課テスト、日々の小テストを行い、スモールステップで理解の定着をはかります。長期休暇明けには、課題に基づく試験を実施し、既習事項の習得を目指します。
4・5年生は長期休暇明けに、単語力・文法力養成を目的に試験を実施しています。

中学校のテキストはニュー・トレジャー(Z会)

中学生の授業では教科書としてNew Treasure(Z会出版)を使用しています。各レッスンでは、語彙・文法・表現を学び、長文読解や会話へ繋げていきます。様々なテーマの英文に触れ、英語の土台を築くとともに「英語で読む・学ぶ」楽しさを感じてほしいと思います。検定教科書では扱われていない語彙や文法を数多く学習しますので、高校での学習への大きなアドバンテージとなります。

レシテーションやスピーチの発表でプレゼンテーションを育成

1~3年生はそれぞれの学年で指定された、400~1,000語程度の英文を暗唱します。New TreasureのReadの長文を暗記し、繰り返し音声CDを聴いて、発音・強勢、抑揚も習得し、みんなの前で発表します。年度末には中学3学年合同の発表会も行い、学年を超えた行事となっています。高校生は、自分でスピーチを書き上げ、発表を行います。レシテーション、プレゼンテーションを通して英語で発信する力を養います。

英検の校内実施

6年間で、CEFRのB1、B2レベル到達を目指します。実用英語検定(英検)は6月と10月に実施され、多くの生徒が受験しています。生徒自身が検定合格、スコアの伸長を目指して、主体的な学習に取り組めるよう支援しています。

生きた英語を外国人専任教師が指導

中学1、2年次には、週に1時間、1クラスを2分割にした少人数での英会話の授業があります。ネイティブの先生から、英語独特の音をしっかりと学び、英語でのコミュニケーションの態度を養います。Speaking for Speechesを教科書に、英語で自然なやりとりができるように、多量なインプットとアウトプットを行います。また、中学3年生は、オンラインによる外国人とのレッスンをマンツーマンで実施。中学生のうちに、リスニング、スピーキング力を強化していきます。高校では選択科目として英会話を選択でき、より実践的に学びます。

カリキュラム

1年生(中1) 基礎的な学び [英語5時間/英会話1時間]
■発音記号を習得する。
■音読を通して、英語独特のリズムを身につける。
■予習・復習の習慣を身につける。
2年生(中2) [英語5時間/英会話1時間] 
■辞書の使い方を学ぶ。
■基本的な文法事項を習得する。
■より広い知識と英語表現を身につける。
■多読で、多種多様な英文に触れる。
3年生(中3) 発展的な学び [英語5時間] 
■文法事項の定着と高校英語への連係を図る。
■自分の意見や考えを英語で表現できるようになる。
■英語検定準2級レベルの英語力の習得を目指す。
4年生(高1) [英語コミュニケーションⅠ 4時間、論理表現Ⅰ 2時間]
■既習の文法事項の定着を図る。
■海外研修で活用できる実践的な英語力を習得する。
5年生(高2) 実践的な学び [英語コミュニケーションⅡ 4時間、論理表現Ⅱ 2時間]
■語彙力を高め、より難解な英文を読み取れるようになる。
■英作文やリスニングの演習を行い、大学入試への意識づけを行う。
■英語検定2級レベルの英語力の習得を目指す。
6年生(高3) [英語コミュニケーションⅢ 4時間、論理表現Ⅲ 3時間]
■速読、長文読解力を養い、センター試験や難関大学に対応できる力をつける。
■パラグラフライティングの力を養成する。
【選択科目】
英語研究(2) Integrated English(2) 英会話(2)
VOICE

コミュニケーション英語Ⅰアドバンストクラス
授業の進度が速く自宅でしっかり予習をする必要がありますが、プレゼンテーションなどの発表をする機会があったり、授業内で学習したものを発表したりする機会があって、実力がついたことを実感しました。

読解力と表現力の育成

言葉を通して思考する方法を学び、目的や場面に応じて的確に話し、聞く能力を習得します。漢字や語彙を習得し、さまざまな文学作品や評論文を学ぶことで、ものの見方や考え方を深め、読解力と豊かな表現力を身につけます。また、学校生活の中で書く作文や読書感想文とも関連づけながら、自分の考えを論理的に構成し、的確な文章にまとめる力を高めます。文語文法を習得し、古文漢文を読む力を身につけ、優れた古典作品を読み味わうことを通して、豊かな人間性を育み、グローバルに活躍できる素養を身につけます。大学入試に備え、さまざまな分野の問題に対応できる力を習得します。

国語

カリキュラム

1年生(中1) [週授業時間数4時間]
■読む、書く、聞く、話す、調べるなどの国語の基本的学習を身につける。
■知る楽しみ、探求する心を持ち、自分の意見を発表できるようにする。
■漢字や語彙について繰り返し学習する習慣をつける。
■口語文法を基本的事項から学習し、ことばの働きに留意し、定着をはかる。
■古典作品を通して、古文・漢文への関心を高める。
■補助教材を使用し、応用力を養う。
2年生(中2) [週授業時間数4時間]
■生徒の生活や経験を踏まえ、各人の個性を尊重しながら、視野を広げ、ものの考え方を深める。
■生きたことば、役立つことばを身につける。
■漢字や語彙について繰り返し学習する習慣をつける。
■文語文法の基本事項を学習する。
■古典作品を通して、古文・漢文への関心を高める。
3年生(中3) [週授業時間数4時間]
■人間、社会、自然について考え、文章の論理的構成をとらえる。
■ことばを通して思考方法を学び、自分の生き方を展望する。
■ことばの働きについて理解を深め、思索するこころを養う。
■確認テストを行い、中学段階の漢字・語彙力の定着をはかる。
■文語文法の定着を図り、古典作品に親しむ。
4年生(高1) 現代の国語・言語文化[週授業時間数4時間]
■日本語を的確に理解し、的確な読解力と表現力を養う。
■古典においては文語文法の完全な理解をはかる。
■作品の読解を通して古典の世界に関する知識を深める。
5年生(高2) 論理国語・文学国語[週授業時間数4時間]
■日本語を的確に理解するとともに、読解力と表現力を高め、伝えあう力を大切にする。
■大学入試に対応し、文章の構成を考えながら問題を解く力を養う。
■他者と話し合うことで、多様な考えを知り読みを深める。
【選択授業】
古典探求(4)
6年生(高3) 論理国語・文学国語[週授業時間数4時間]
■様々な文章を読むことを通して人間、社会、自然などについて自分の考えを深めたり発展させたりする。
■ポイントを押さえつつ読み進めることを習慣化し、大学入試にも対応できる読解力を養う。
【選択授業】
古典研究(4) 国語研究(2)
VOICE

2年生 国語
私が英和の国語の授業を通して得た力は文章をまとめる力です。この力は国語の授業だけでなくプレゼンテーションや発表の際にも役に立ち、それまで苦手だった発表も国語を通して得意になりました。現代文の授業では教科書の文章の内容理解を中心に行い、時間が余った時には熟語しりとりや、グループ対抗の漢字クイズといったミニゲームを行ってくれます。進級当初は静かだったクラスが国語の授業の際に大盛り上がりしたとを鮮明に覚えています。古文の授業では本文と語句の意味、品詞がまとめられたプリントを先生が配布してくださるので、予習を復習が捗りとても助かっています。

独自のカリキュラムを展開

教養としての力を身につけていき、理系文系を問わず、個々の希望進路に進学できる力をつけさせる指導をしています。1~3年生は、数研出版の体系テキストを用いて、学年の枠を越えたカリキュラムを組み、基礎学力の定着に重点を置き、再試・補習を普段から行っています。4・5年生は、習熟度別クラスで授業を行い、大学受験に必要な知識を習得させています。6年生は大学入試問題の演習を中心とした授業を行います。さらに、放課後や朝に補講を行うことで、大学進学への意識を4年生の頃から高めています。

数学

カリキュラム

1年生(中1) 学習態度の確立・計算力の定着 [週授業時間数4時間]
6年間の学習の基礎となるので、授業用・課題提出用ノートの活用法の指導、及び、自主学習を徹底させるなど、学習への基本姿勢を固め、数学の基礎となる計算力を反復練習により習得させる。
2年生(中2) 論理的思考力の向上 [週授業時間数4時間]
図形に関する証明を学ぶことを通して、論理的思考力・数学的表現方法を習得させる。
また、さまざまな問題を学習し、解法パターンを習得させる。
3年生(中3) 高校の数学へ[週授業時間数5時間]
義務教育課程範囲における数学の力をきちんとつけさせ、応用問題、融合問題の解法を習得させる。また、高校数学の内容である数学I 、数学Aへスムーズに移行する。
4年生(高1) 個々に合わせた指導 [週授業時間数 数学I 3時間 数学A 2時間]
習熟度別クラス授業を行い、個々の能力、進路に応じた学力の伸長を図る。特に理系進学希望者は、大学入試問題を随時取り入れた指導を行う。
5年生(高2) 実力アップ [週授業時間数 数学Ⅱ 3時間 数学B 2時間]
習熟度別クラス授業を行い、数学Ⅱ Bまでの基礎的な知識と技能の習熟を図る。数学Ⅱ Bのすべての単元終了後は、数学Ⅰ Ⅱ A Bの大学入試問題演習を行い実践力を習得させる。また、理系進学希望者は数学Ⅱ Bのすべての単元終了後は、数学Ⅲ Cの内容を学習する。
6年生(高3) 少人数による指導
個々の進路に合わせた選択授業において、大学入試問題演習を通して実践力を養う。補講も随時行い、応用力を伸ばしていく。
【選択授業】
数学III(3) 数学I II AB研究(3) 数学C(2)  数学IA研究β(2) 数学Ⅰ Ⅱ A B特講(2) 数学III研究(2)
VOICE

高1では習熟度別に分けることで、少人数による生徒にあった充実した授業を受けることができました。また、どの学年でも、授業で扱いきれない問題や、入試問題の演習を朝や休日の補講などで補ってくださり、とても助かっています。

科学的に探究する力・態度の育成

学習が進むと、学習内容と日常生活や社会との関わりが離れがちになります。そのため、日常生活や社会との関わり、観察・実験を重視し、理科を学ぶことの意義や有用性の実感、理科への興味関心を高める授業を展開しています。また、自然の事物・現象の中に問題を見いだし、見通しをもって観察・実験などを行い、得られた結果を分析して解釈するなどの活動を通して、科学的に探究する力・態度を養います。特に1~3年生では、授業のなかで疑問に思ったことなどをテーマとして生徒が主体的に探究活動を行い、発表することで、探究する力・態度の育成を促します。5年生からは、分野ごとの研究の授業を通して、大学入試を突破する力を養い、成果をあげています。

理科

カリキュラム

1年生(中1) [週授業時間数4時間]
■身の回りの自然現象について学ぶ。光、音、力、物質とその性質について関心を深め学習する。
■植物の体のつくりと働き、分類、動物の分類を学習する。火山、地震について、地球の内部構造を含めて学習する。地質時代の区分とその特徴について学び、地球の歴史を学ぶ。
2年生(中2) [週授業時間数4時間]
■静電気と電流について学習する。電流と電圧と抵抗の関係について学ぶ。化学変化について学習し、身の回りの物質のつくりについて、理解を深める。
■動物の分類、消化吸収、呼吸、循環、刺激に対する反応について学習する。大気の構造と天気の変化、天気図の読み取りを学ぶ。細胞のつくりと働きについて学習する。
3年生(中3) [週授業時間数4時間]
■運動とエネルギーについて学習する。いろいろな化学変化について学習し、理解を深める。熱の出入りや電気を取り出す反応、イオンについて学ぶ。
■生殖と遺伝について学習する。太陽系を中心に宇宙について学習する。生態系について理解を深める。
4年生(高1) 物理基礎 [週授業時間数2時間]
■日常生活や社会との関連を図りながら、運動とエネルギー、熱、波、電気について学び、物理の基本的な概念や原理、法則を理解する。また、実験、観察を通して、物理学的に探究する能力と態度を育む。
化学基礎 [週授業時間数2時間]
■日常生活や社会との関連を図りながら、物質の構成や、化学結合、物質量、酸と塩基、酸化還元反応について学び、化学の基本的な概念や原理、法則を理解する。また、実験、観察を通して、化学的に探究する能力と態度を育む。
生物基礎 [週授業時間数2時間]
■日常生活や社会との関連を図りながら、生物の特徴、遺伝子とその働き、生物の体内環境、バイオームの多様性と分布、生態系とその保全について学び、生物の基本的な概念や原理、法則を理解する。また、実験、観察を通して、生物学的に探究する能力と態度を育む。
5年生(高2) 【選択授業】
物理(4) 化学(4) 生物(4)
6年生(高3) 【選択授業】
物理精講(2) 化学精講(2) 生物精講(2) 物理研究(2) 化学研究(2) 生物研究(2) 地学探求(2)
VOICE

化学の授業は、化学の範囲だけでなく、関連する化学基礎まで広げて復習してくださったり、先生オリジナルのプリントを使用したり、とても分かりやすいです。受験を目前に控えた私たち高3にとって、とても充実した授業です。

多角的に社会を見る目を育て、世界に生きる市民としての自覚・思考力を身に着ける

中学1年では地理・歴史、中学2年では地理・歴史、中学3年では歴史・公民を学習します。それぞれの科目で調べ学習などを取り入れて興味・関心を持たせ基礎的な知識の定着を図ります。高校1年では歴史総合・地理総合を通して、歴史や地理に対する思索を深めます。大学受験科目として希望が多い世界史・日本史は5年(高校2年)で履修し、その後選択授業でさらに深め、受験への対応力を身に着けます。また、国際社会に生きる市民としての自覚と資質の育成を目指して、政治経済を6年(高校3年)で履修します。

社会

カリキュラム

1年生(中1) 地理・歴史 [週授業時間数3時間]
■地理
社会科学習の基盤として、世界の大陸・州・主な国々・世界の諸地域を確実に把握させる。世界の国々を取り上げ地理への興味・関心を高める。
■歴史
高校での歴史学習とのつながりを考え、古代国家の形成、中世武家政権(鎌倉・室町)を学ぶ。世界史分野では人類のはじまりと古代文明を学ぶ。
2年生(中2) 地理・歴史 [週授業時間数4時間]
■地理(2時間)
日本の都道府県の特色や産業を確実に把握させる。そして自然環境(地形・気候)を学ぶ。様々な面から世界の国々や都道府県を取り上げる。
■歴史(2時間)
欧州人との出会いから天下統一、幕藩体制を学ぶ。世界史分野では、欧米諸国の発展(英・米を中心)、欧州のアジア進出を学ぶ。欧米諸国がアジアに目を向ける中、日本の社会にどのような影響が及ぼされたかを理解する。
3年生(中3) 歴史・公民 [週授業時間数4時間]
■歴史
開国から近代日本の成立課程を考察し、2度の世界大戦中の日本と世界の関わりを理解する。戦後の冷戦構造などの世界情勢を学ぶ。
■公民
地理・歴史の学習を踏まえて、現代社会の政治経済のしくみを理解し問題点を考えさせる。時事問題に気を配り、ニュース等の解説を授業時に行い、現代社会への関心を持たせる。
4年生(高1) 歴史総合 [週授業時間数2時間]
■近代以降に起きた2度の世界大戦と冷戦を中心に「産業」「グローバリズム」「技術革新」の3項目から学習する。
地理総合 [週授業時間数2時間]
■持続可能な社会づくりを目指し、環境条件と人間の営みとの関わりに着目しながら学び、地理的な考え方や技能を身につける。
5年生(高2)
【選択授業】
■世界史B(4) 世界史探求
古代から近代にかけての世界の歴史を、地域ごとに政治的分野・経済的分野・社会文化的分野などの様々な視点から学ぶ。例えば、中世ヨーロッパ世界の形成とキリスト教の関わり、イスラム世界の発展とヨーロッパ世界への影響を学習する。
■日本史B(5) 日本史探求
原始・古代から江戸時代までの政治史・経済史・文化史など学習する。例えば、古代国家の成立過程と崩壊、荘園を基盤とする中世社会の成立を学習する。
6年生(高3) 政治経済【週授業時間数2時間】
現代社会の基本的な問題を多面的に考える力を養う。主権者として選挙制度を中心に政治分野を学び、その後、経済史・市場経済のしくみ・金融政策・財政政策等の経済分野を理解する。
【選択授業】
世界史(5) 日本史(5) 地理(5) 地歴総合(3)
VOICE

日本史が苦手でしたが、調べ学習や先生方の歴史の裏話がある授業で苦手意識がなくなりました。校外学習や史跡見学では、授業で習ったことを間近に見ることができて関心が高まりました。AO試験や小論文対策では、現代社会の「板書ノート」が役立ち、活用することができました。

聖書の学びを通して、自分の生き方や他者との関わりを考える

各学年週1時間、聖書の学びを通して、自分の生き方や他者との関わりを考え、人格の成長を目指す教科です。視聴覚教材、グループ発表、グループディスカッションなどを取り入れ、生徒が主体的に参加できるように工夫しています。1年~4年では聖書の語る出来事を中心に、5~6年ではキリスト教の歴史やキリスト教倫理を中心に学びます。また、学期末にはレポー トによる評価を行っています。レポートは授業で学んだことをまとめ、更に自らの興味に応じて調べ学習を深め、自分の意見を表現する力を養うことを目的としています。

聖書

カリキュラム

1年生(中1) [週授業時間数1時間]
聖書に親しみと関心を持てるように、キリスト教との出会いとして聖書について、祈り、教会、横浜英和学院の歴史などを学ぶ。
2年生(中2) [週授業時間数1時間]
新約聖書を中心とした学びをする。イエス・キリストの生涯とその教えについて、特にイエス・キリストのたとえ話を中心に学ぶ。
3年生(中3) [週授業時間数1時間]
旧約聖書を中心に学ぶ。聖書の世界観・人間観を学び、現代に生きる私たちの生き方を考える。一日修養会(社会福祉施設でのボランティア体験)の前後の授業を通して「隣人と共に生きる」というテーマを考える機会を持つ。
4年生(高1) [週授業時間数1時間]
世界に視野を広げ、様々な宗教を学び、キリスト教についての理解を深める。聖書の成立過程、歴史的背景を踏まえて創世記を学び、またキリストとしてのイエスについて学ぶ。
5年生(高2) [週授業時間数1時間]
イエス・キリストに出会った人々について学ぶ。聖書に登場する人物からはじめて、キリスト教の歴史を学び、後期から学び始めるキリスト教倫理につなげていく。
6年生(高3) [週授業時間数1時間]
5年生の後期から6年までキリスト教倫理を中心に学ぶ。平和、人権、命、性、福祉など、現代的諸問題を取り上げ、聖書およびキリスト教の視点から「共に生きる」ことを考える。
VOICE

毎日の礼拝や聖書の時間を通して聖書の教えを知ることはとても楽しく、新たな自分の生き方を見つけられた気がする。覚えた聖句は、不安な時にすっと出てきて、心を穏やかにしてくれる。

実社会で役立つ”生きる力”の育成

1年~3年と5年の必修授業では、生活を実際につくっていく技術(食生活・衣生活)、生活環境・生活文化をつくる力(住生活・消費生活)、家族と福祉(保育・高齢者の生活)という3つの分野を柱に、興味、関心を抱くように工夫し指導を展開しています。5・6年生の選択授業では、推薦入試にも対応できるような指導も行っています。
1年生の技術では、生活の中で生じる技術的な問題を解決する力を身につけることを目標に、アタッシュケースなどの製作を行っています。

技術家庭

カリキュラム

1年生(中1) [週授業時間数2時間]
衣生活を中心に、基本的な知識や技術を身につける。手提げ作り、簡単な調理実習をおこなう。着用している制服をもとに、被服について学び理解を深める。作品作りを通して物作りの重要性やリサイクルや生活のエコロジーについて考える。木材やプラスチックによる製作を通して、材料と加工に関する技術を身につける。
2年生(中2) [週授業時間数2時間]
食生活を中心に基本的な知識や技術を身につける。学院での給食等も参考にして、よりよい食事や献立について学び実習する。住生活についても学び、生活の工夫や家族、家庭について考える。
3年生(中3) [週授業時間数1時間]
中学3年間のまとめとして生活全般に渡って総合的な力を身につける。カーゴパンツの製作、消費者教育の分野の学びと実習をおこなう。
5年生(高2) 家庭基礎 [週授業時間数2時間]
社会生活とのかかわりの中で家庭生活全般を考え実践力を高める。家庭経済と経営、消費者教育、保育、栄養教育と実習を中心に学ぶ。
6年生(高3) 【選択授業】食物(2)
旬の素材、行事食をテーマに食の知識や調理技術を学ぶ。
【選択授業】被服(2)
繊維や糸、布の特性、ミシンの扱い方についての基礎知識を理解したうえで、被服の構成・技術を、シャツやドレスの被服実習を通して身につける。
VOICE

家庭科は私たちが将来生活していく中で、一番身近で大切な科目だと思っています。今まで学んだことはどんどん生かし、また、自分で調べたり実行したりして、多くのことを吸収して行きたいと思います。

自由で創造的な感性を育てる

美術を通して自由で創造的な感性を育て、自然と美を愛する心を育てることをめざしています。1年~3年では、絵画・デザイン・工芸の基本を習得します。4年~6年の選択では専門的で多岐にわたる内容を扱います。学校の設備は、美術室・工芸室の実習、陶芸窯、糸鋸機械、銅版画、シルクスクリーンの感光製版機など充実しています。

美術

カリキュラム

1年生(中1) [週授業時間数1.5時間]
■レタリングと絵文字のデザイン
■野菜の模刻
2年生(中2) [週授業時間数1時間]
■透明水彩による抽象表現
■鉛筆デッサン
3年生(中3) [週授業時間数1時間]
■透視図法による立体表現
■タイルモザイクコースター
4年生(高1) 【選択授業】美術Ⅰ(2)
■鑑賞近代美術
■ステンドグラス制作
■古典絵画の基礎技法
6年生(高3)

【選択授業】美術ⅠⅡⅢ(3)
■絵画表現研究-模倣と表現
■色彩論・造形論
■抽象表現
【選択授業】工芸Ⅰ Ⅱ
■陶芸
■パターンの平面構成
■シルバーリング制作

VOICE

高1の静物デッサンは硬質鉛筆を使いハッチングで描きました。古典技法をもとにした技法だったので、出来るか不安でしたが、細かい部分まで描くことができ、完成度の高い作品に仕上げられました。

音楽を通して豊かな感性を育てる

表現及び鑑賞の活動を通して、音楽性を伸ばすとともに、音楽に対する豊かな感性を育て、情操を養います。6年間を通して、毎日の礼拝での讃美歌、合唱コンクール、音楽教室など、内容豊富な音楽環境で生活ができ、十分な音楽的素質を育みます。

音楽

カリキュラム

1年生(中1) [週授業時間数1.5時間]
小学校で学んだ音楽的知識を再確認し、学習する。様々な楽曲を演奏するのに、必要な楽譜に関する基本的知識を、無理なく把握できるようにする。器楽演奏の導入としてリコーダーの演奏を学ぶ。また、讃美歌を通じて基本的和声感覚を養う。
2年生(中2) [週授業時間数1時間]
歌唱と同様に器楽により確実な読譜力を身つける。アルトリコーダーでは奏法に気を付けて正しい指使いを習得する。讃美歌にさらに慣れ親しみ、歌詞を理解し、ハーモニーも感じて歌唱する。
3年生(中3) [週授業時間数1時間]
いろいろな教材を用いることによりソルフェージュの総合的訓練を図る。基礎的な技術を習得し、アンサンブルにより自然に和声感覚を身につける。
4年生(高1) 【選択授業】(2)
音楽を通して自分で表現する力をつける。また、西洋音楽史をとおして時代の様式やその国の文化に触れ、楽曲の背景を学ぶ。
6年生(高3) [週授業時間数1時間]
楽曲の情景を理解し、表現に生かし、演奏する。技術の向上だけでなく、これまでに習得したいろいろな楽曲の背景や、様々な音楽文化に触れるために、音楽史を学ぶ。
【選択授業】
音楽ⅠⅡ(2)
VOICE

行事の中で私たちが燃えるものの一つが合唱コンクールです。いろいろな困難を乗り越えて、クラスで力を合わせて合唱し、歌いきることができて良かったで す。クラスで賞をもらったことよりも、自分自身が積極的に歌えたこと、そしてみんなで協力でき、喜びを共有できたことが、何よりもうれしかったです。

体力の向上と心身の健全な育成

社会や家庭生活の変化にともない、子どもたちの体や社会生活における体力不足をよく耳にします。体力とは病気をしない強い体だけを指すわけではありません。最後まで何かをやり遂げる行動力や精神力も体力に含まれています。保健体育では、この両面の育成に重点を置き、運動や各種のスポーツを通じて、体を動かす楽しさや達成感、マナーやルール、人との協力や気遣いを学ぶことを通して、よりよい人間関係の構築を目指しています。また、体育分野においては、原則男女別修となりますが、男女共に社会でも強く逞しく生きる力と、自分自身の健康維持を実践できる能力の育成に力を注いでいます。

保健体育

カリキュラム

1年生(中1) [週授業時間数3時間]
各種の運動やスポーツを通じて、瞬発力や持久力など体力の向上を目指す。
集団行動から仲間づくりや誰とでも協力ができ、安全に楽しく運動やスポーツができる態度や知識を養う。
保健では、体のしくみを知り、心身の発達や健康・安全についての理解を深め、個人生活における健康の維持増進を考える基礎知識を身につける。
2年生(中2) [週授業時間数3時間]
個人の長所や短所を知り、その課題に対し積極的に行動できる態度や知識を身につけ、安全に楽しく運動やスポーツに親しめる力を養う。
3年生(中3) [週授業時間数3時間]
グループや個人の能力にあった課題や目標を克服し、また新たな課題を見つけることで技能の向上を目指し、ゲームなど協力し作戦を活かした攻防が展開できる能力を身につける。
4年生(高1) [週授業時間数 体育2時間 保健1時間]
生活習慣病をはじめメタボリック症候群などの健康問題について学習し、安全に楽しく運動やスポーツができる態度や知識を養う。
保健では、心と体の両面における“健康”をテーマに多角的な側面から学習する。
5年生(高2) [週授業時間数 体育2時間 保健1時間]
集団スポーツの中から、それぞれの役割や長所を活かし、スポーツの特性や技術を理解させ、仲間と協力しゲームなど進んで実践できる態度を養う。
保健では、救急法や日常生活の中で起こりうる怪我などの応急処置などについて学習する。
【選択授業】
体育(3)
6年生(高3) [週授業時間数 体育2時間]
各種の運動やスポーツの特性、ルールなどを理解し、技能の向上を図るとともに、生涯においてその力を活かせることを目標とする。
【選択授業】
体育(3)
VOICE

どの種目でもみんなが元気に楽しく授業を受けています。

情報社会で活用できるスキルの修得

情報とは五感で感じるものすべてのことをさします。現代社会はインターネットの普及などにより情報が溢れています。その膨大な情報をできるだけ分かり易く、効率よく処理する方法や相手に伝える為の道具としてパソコンを使うことを学びます。そして、情報を取捨選択できる力を養います。実習を行いますが、講義として情報機器の説明や情報化社会で生活していく上での注意点、著作権などの諸問題にも触れていきます。

情報

カリキュラム

3年生(中3) [週授業時間数1時間]
chromebookを用いて、Googleのドキュメント、スプレッドシート、スライドの基本的な操作を身につける。社会の情報化の進展に主体的に対応できる能力を身につける。
6年生(高3) [週授業時間数2時間]
情報や情報技術を活用するための知識と情報化の進展に主体的に対応できる能力を身につける。情報と情報技術についての知識と技能、それを活用して問題を発見・解決する方法についての知識と技能を学び、情報に関する科学的な見方・考え方を働かせ、新たな意味を見出す力を養う。これらを適切に活用することを通して、情報モラルを養い、情報と情報技術を活用することで情報社会に主体的に参画する態度を養う。
VOICE

中3の情報では、毎回タイピング練習を行いました。また、情報モラルだけでなく、Googleのドキュメント・スプレッドシート・スライドを使って模擬店企画を行い多くのことを考えました。授業で習ったことは今後も活用することが多くなるので、習ったことを最大限にいかしていきたいです。