Q&A

個別相談や説明会でご質問の多い内容をまとめました。学校を知っていただく参考になさってください。また、学校案内も併せてお読みください。

*本校は中高一貫校のため、1~6年の表記をしています。4年は高校1年、5年は高校2年、6年は高校3年とお考え下さい。

学校生活について

登校時間と授業終了時間を教えてください。
8時15分朝のHR、8時25分より礼拝、授業開始は8時50分(木・金曜日は8時30分)からです。授業は50分間です。授業終了は、平日は15時25分(木曜日は15時45分、金曜日は15時35分)です。クラブ活動後の最終下校は18時です。
クラス数を教えてください。また各クラスの人数は何人ですか。
1〜4年は4クラス、5・6年は5クラスです。1クラスの人数は学年によって異なりますが、39人〜47人のクラスになっています。
内部小学校からはどのくらい進学してきますか。
内部小からは毎年約60名が進学します。1年から外部・内部の混合クラスになります。
週5日制ですか、6日制ですか。
週5日制です。土曜日は午前中に外部講師による集団型・少人数型・個別型の「土曜セミナー」があり、個人に合った形式で弱点の克服や得意分野の強化ができます。1コマ70分で、数学・英語の2教科を展開しています。午前中は土曜セミナーで学習し、その後、自習室で学習したり、クラブ活動に参加したりしています。日曜日は公式戦、コンクールなどを除き原則活動はありません。
教員の人数を教えてください。
専任教員が、55名(女性26名、男性29名)です。講師は18名(女性3名、男性15名)です。
ネイティブの先生の人数を教えてください。
ネイティブの先生は専任教員2名、講師1名です。学年に所属し授業だけではなく、給食指導、掃除指導、行事等も他の学年教師と同様に行います。日頃から生徒は、ネイティブの先生と英語でのコミュニケーションを自然に学ぶことができます。
生徒の通学区域はどのようになっていますか。
2023年度は、中高生徒1174名のうち67.4%が横浜市内、川崎市が9.0%、湘南・茅ケ崎・藤沢・鎌倉方面が合わせて7.4%、横須賀・逗子・三浦方面が2.9%、県央・大和・座間市方面が3.7%、東京・千葉が9.6%となっています。通学時間は平均50分です。
高校の内部進学についてはどのようになっていますか。
本校は中高一貫校ですので、一定の条件を満たした人はすべて高校進学をすることができます。
校則について教えてください。
校則は、本校生が中高生として学校生活に集中し、充実した学校生活が送れるように定めています。たとえば、頭髪は染毛・脱色・パーマは禁止しています。携帯電話は、校内での使用は禁止しています。また、芸能活動に類することは一切できません。
昼食はお弁当ですか。
完全給食です。本校では1957年より給食を行っています。本校給食室では幼稚園、小学校、中高、教職員用に、毎日約1,700食が手作りで作られています。専任の管理栄養士によりたてられた栄養バランスの良い献立。その給食を生徒教師が教室で一緒に食べています。給食は、食育の時間、良きコミュニケーションの時間として、大切にしています。また補食のための自動販売機を設置しています。
クラブ活動について教えてください。
入部は自由ですが、中学は90%以上の生徒が入部しています。クラブ活動は、教育活動の一環として行われています。部活動は学習の両立が大切です。活動日は火・水・金・土で、活動時間は、平日は2時間、土曜日・祝日・長期休業日は3時間以内です。日曜日の部活動は、公式戦、コンクールなどを除きできません。
学校にないクラブの競技で、高体連や中体連の大会に参加できますか。
学校にないクラブでは、高体連や中体連に加盟できません。
学校生活の中で、高校生との交流はありますか。
クラブ活動も生徒会活動も中高一貫で行っています。それぞれ、主に5年生が中心となって、リーダーシップを発揮し、部や委員会をまとめています。その他にも、文化祭、体育祭、国際交流行事は、“ファミリー”という実行委員会が毎年組織され、生徒が中心となって1年から6年まで家族のような関係で協力しながら、一つの行事を運営・実施しています。生徒は、生徒会活動やクラブ活動を通して、リーダーシップ、フォロワーシップを学びます。
「いじめ」や「不登校」等にはどのような対応をしていますか。
新しい友達作りの中で、小さなトラブルが発生することもありますが、すぐに学年の教師が全員で対応しています。学校全体で、「いじめは絶対だめ!」という姿勢を貫き、日頃から生徒指導部、学年会が中心となって防止対策に努めています。思春期の不安定な時期ですので、どんな小さなことも見逃さず、ご家庭とも連絡を取りながら、早期に対応し、解決させることが大切です。本校専属の専門カウンセラー(臨床心理士)が毎日勤務しており、様々な問題について、教師と共に対応しています。「カウンセリングルーム」は生徒だけでなく、保護者の方も来室することができ、学校と家庭の両面から生徒を支えられるよう配慮しています。また、面談週間を設定してクラス担任が面談を行い、生徒・保護者との相互理解に努めています。
保健室ではどのような対応をしていますか。
看護師資格のある専任養護教諭2名の体制です。年2回の身体測定から一人ずつの成長曲線を作成し、思春期にかかりやすい疾患等の予防に努めています。また、毎月発行している「保健だより」や、学年毎の性教育に関する保健指導、海外研修に持参する「健康カルテ」の作成指導を通して、自分のからだを思いやることの大切さを伝え、生徒の自己肯定感の向上を意識しながら、からだと心の成長を見守っています。
PTAはありますか。
あります。中高一貫の組織で、10名の役員の他、各クラス2名の学年委員が選ばれます。年に1回のPTA修養会の他、文化祭等の行事のお手伝い・運営を行っています。保護者会やPTAセミナーは1年に2回程度行われ、在校生保護者対象の授業公開日も年に2回あります。

学習・進路について

学習面でついていけるか心配です。遅れた生徒のフォローはどのようになっていますか。
学力はすぐに結果となって表れるものではありません。6年間という学校生活の中で、日々の積み重ねが大切です。定期試験や小テストなどで遅れのある生徒は、指名制の補習を行います。夏休みには指名制の補習、選択制の補講が行われます。
塾に通う必要はありますか。
中学生は、少なくとも毎日家庭学習2時間を推奨しています。予習、復習に時間を使うと通塾することは難しいように感じます。土曜セミナーやアイリス学習センターで補うという時間の使い方もあります。
英語は今までに塾などで勉強した経験がありませんが、大丈夫でしょうか。
中学入学前の準備は必要ありません。英語は1年の4月に、アルファベットから学習するカリキュラムになっています。中学では、「ニュー・トレジャー」(Z会)をメインテキストとし、基礎からじっくり学習します。1クラスを2つに分けた少人数で授業を行い、個々の習熟度を見ながら、きめ細かい指導を行います。1年後半からは、習熟度別に授業を行います。
コンピューターはどのように利用されていますか。
毎日の授業がプロジェクターとスクリーンで展開されます。生徒は1人1台のchromebookを持ちます。ネットワーク整備も整い、講義形式の授業だけでなく、生徒自らが考えつくる授業を展開していくことを目標にしています。Classroomを使った課題の配信や、学習動画「Classi」での学びなど家庭でもPCが使われています。授業や家庭学習のほかにも多くの場面でパソコンを活用しています。海外研修の報告や中学生の総合学習の発表、レシテーション、教科の研究発表などパソコンを使ったプレゼンテーションを行っています。3年と6年の情報の授業がパソコンルームで行われ、全員がWord,Excel,PowerPointまで学びます。
情報が溢れている現代社会における諸問題も取り上げて、情報を扱う上での注意点や判断基準などについても考える機会を持っています。またメディアリテラシー教育を、講演会や学年集会等で年に数回を行います。さらに、休校時には、すぐにオンライン授業に切り替え、朝のHR・礼拝から時間割に添っておこなっています。
高校での理系、文系の比率を教えてください。
高校では、文系が約7割、理系が約3割です。文理はHRクラスでの区別ではなく、様々な進路に合わせた選択科目をそれぞれが取って学習します。
留学制度はありますか。
本校は海外に姉妹校が4校(アメリカ:カリフォルニア・バプテスト大学、オーストラリア:フィントナガールズスクール、ファーンスクール、韓国:保聖女子高等学校)、提携校が2校(ニュージーランド:セイクレッドハートカレッジ、セントバーナードカレッジ)あり、それらの学校への短期留学、研修が可能です。希望者は、カナダへの3ヶ月留学や単位認定1年間留学、シアトルサマープログラム(夏休み2週間)、オーストラリア短期留学(夏休み3週間)、カリフォルニア3Wプログラム(春休み2週間)など様々な留学のチャンスがあります。4年生は全員が、カナダへ海外研修旅行に行き、ホームステイのほかブリティッシュコロンビア大学での大学講師による特別講義や大学生とのグループワークなど、バンクーバーでの自然体験のプログラムを体験することができます。また、本校への受け入れプログラムとして、姉妹校生が年に2回来日しますので、日頃の学校生活の中で、海外の生徒と交流することもできます。
帰国生はどのくらいいますか。
本校は20年以上昔から帰国生の受け入れを行っており、現在約60名の帰国生が在籍しています。
一般受験での大学進学について教えてください。
自分の希望の進路実現ができるように、高校生になると様々な選択科目の中から自分で履修科目を組み立てて、一般受験でも希望の進路へ合格できる力を養成しています。

青山学院大学との系属校について

系属校とはどのようなものですか。
一般に、特定の大学との連携関係をもつ中等・高等教育を行う学校のことです。系属関係をもつ学校と大学は、それぞれ独立した別法人として運営されます。大学と系属校とが合意した進学条件を満たすことで、一般受験者に比べて優先的に入学が認められます。
青山学院大学への進学条件を教えてください。
青山学院大学への進学を希望する場合、大学が定める進学条件を満たす生徒は推薦されます。高校3年間の学業成績と学力試験、その他人物などを総合的に判断して決定します。学業成績、学力試験の細かい数字については、毎年見直しを行っていることから、入学後に公表しています。
青山学院大学の推薦を保持しながら、他校を受験することは可能ですか。
青山学院大学の推薦を保持しながら、他校を受験することはできません。
青山学院大学との連携プログラムはどのようなものがありますか。
2015年度より高大連携を進めています。以下のようなプログラムを実践しています。
〇青山・相模原両キャンパスでの学校説明会  〇青山学院大学教授による出張講義
〇「学問入門講座」への参加  〇「国際交流の集い」・・・青山学院大学留学生との交流
〇大学就職課によるキャリアガイダンス 〇青山学院大学学生とのワークショップ
〇大学入学前準備講座(英語)

安全対策について

緊急時の連絡体制について教えてください。
学校から保護者の方々への連絡手段として「Webでお知らせ」を用い、保護者の方々のスマートフォンやパソコンに連絡事項を配信しています。また本校のホームページのトップ画面の「お知らせ」にも、連絡事項を掲載しています。さらに神奈川県と東京都の私立小中高等学校が連携して、「登下校時の緊急避難校ネットワーク」という取り組みを行っています。自然災害の発生により帰宅困難になった場合には、近くにある私立の小・中・高校に避難をすることができます。そして本人の所在と安否を、在籍校に連絡してもらえます。
災害対策はどのようになっていますか。
震災などの自然災害に対応できるよう、非常用食品を成人で3日分を備蓄しています。生徒全員分の寝袋に加え、懐中電灯、ランタン、タオルなどの日常用品も準備されています。
・災害時トイレ・・・自習室下ピットを利用し、全校生徒分(10箇所)の災害用トイレが設置できます。
・災害時の水の確保・・・災害時の雑用水として雨水を利用することができます。
・ガラスの安全性・・・ガラスは割れにくい強化ガラスで、万一割れた時は車のガラスのように割れ、飛散しにくい仕様になっています。第2校舎は現行の耐震基準を上回る耐震性を確保しています。
・緊急時連絡網・・・緊急時の連絡方法として、ホームページによるお知らせに加え、緊急時の一斉メール送信システムを導入しています。現在携帯電話の所持については許可制とし、緊急時以外では使わない指導をしています。
また、登下校中での災害時に備え、登下校路内の防災センターの場所を確認しておくよう生徒に指導し、また、生徒手帳に「大地震対応マニュアル」が記載されています。中高だけではなく、学院全体で協力体制をとり、各種訓練なども実施しています。
セキュリティ対策はどのようになっていますか。
登下校時、通学路である「百段階段」の上下に警備が常駐し、生徒たちの安全を見守っています。また、学院正門では警備員が常駐し、来校者の確認を行っています。

中学入試について

過去問題を入手できますか。
前回の入試問題につきましては、本校主催の学校説明会で配布しています。また「声の教育社」出版の問題集が書店で販売されています。
帰国生入試はありますか。
帰国生入試を行っています。入学後のケアを含めて積極的な受け入れ体制を整えています。
通学時間によっての受験制限がありますか。
本校は通学時間による受験制限はありません。
複数回受験の優位性はありますか。
繰り上げ合格を出す場合、複数回受験された受験生を優遇して決定します。また複数回の同時出願について検定料の割引を行います。

学費について

学費について教えてください。
2024年度の学費はこちらを参照ください。
昨年度の入試結果ついて教えてください。
2024年度の入試結果はこちらを参照ください。