12日(金)LHRの時間、中学生はブリテンホールに集まり、情報モラルについてICT担当教諭の話を聞きました。豆知識や文化祭に関する著作権問題など、自分たちに身近な問題を◯×クイズで楽しく知識の確認をした後、著作権侵害、生成AI、フィルターバブル現象、エコーチェンバー現象、デジタル足跡、スマホ依存と脳との関係など、中学生に必要な情報モラルの知識を学びました。生徒たちは、自分たちに関わる大切な問題として捉え、真剣に話を聞いていました。後日提出されたGoogleFormのアンケートでは学び、考えたことを文章にまとめました。一部紹介します。
「今回の講演を通して私は改めてインターネットの恐ろしさを知りました。インターネットは便利ですが、たくさんのデマ情報が流れています。私達がそれらに騙されないようにするには、メディアリテラシーが欠かせないと思います。それは、ネットにかいてあることを鵜呑みせずに、いつ、どこの、何のための情報かを確かめ、「考え」でなく、「事実」かということも確かめる事が大事だと思います。そして、最後に他のメディアとも見比べることも大切だと思います。これからも、私達はいろいろな場面でインターネットやメディアと関わると思います。メディアリテラシーを持って、安全にインターネットと関わっていきたいです。(中1)」
「すぐ検索でき、世界中の人々とつながることができる。ネットはとても便利で私達の日常に欠かせないものだけど、そこにあるのはメリットだけではない。著作権、デジタル足跡、犯罪に巻き込まれるリスク、脳や心への悪影響など、デメリットも沢山ある。昨今、私達は何でもネットに頼りすぎている部分があると思う。スマホを常に3時間以上使用していると脳の発達が止まってしまうと聞いて、鳥肌が立つほどゾッとした。ネットの一番怖いところは消えないところだと感じた。ルールやモラルを知らないと、加害者にも被害者にもなりうるのだと気付いた。正しい理解や適切な使い方は自分の身を守ることに繋がるので、ネットの表側で見ている良い面と裏側に潜む悪い部分をしっかりと理解し、情報を取捨選択しながらうまく付き合っていきたい。ラインを返信時に再度見直したり、検索結果の情報が正しいか考え、今以上に何をするにも自分の行動に責任をもって生活していきたい。(中2)」
「私は、今回の講演を通してネットに対する意識を変えなければならないと感じました。今まで、自分自身をコントロールすることができていなかったり、エコーチェンバー現象の中に閉ざされたりしてしまっていると認識したからです。様々な横井先生のお話からネットに浸りすぎると、自分の現実社会から目を背けてしまったり勉強がはかどらなかったりなど、多くの恐怖があることを知りました。そして、この危ないという感覚を持つことが大切だということも考えました。これから夏休みが始まりますが、ネットと適切な関わりをし、自分自身で自分の生活を見直していける人となりたいです。(中3)」
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