2/21(金)高校2・3年生を対象としたキャリア塾を実施しました。
外務省宇宙海洋安全保障政策室の内藤 正彪氏をお招きし、外務省、外交官の職務の話や、ご自身のキャリアに至るまでについてなどのお話をお伺いしました。
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生徒の感想を紹介します。
「実際に外交官の方のお話を生で聞けるのはとても貴重な体験でした。図書館で朝方まで勉強して言語を体に慣れさせていたというお話がとても印象的でした。自分も目標に向かってそれくらい熱心に取り組んでいきたいと思いました。」
「特に印象に残った話はロンドンの大学に通っていた時に周りの生徒の何倍もの努力をしていた話です。英語が周りより劣っていると知って周りに追いつき、追い越すために授業を録音して何度も聞いていたと聞き、内藤さんのキャリアは努力によって培われたものだと知りました。」
「今回の講演を経て外交官への興味はもちろん、まだ自分が知らない職種の世界についてもっと知ってみたいという気持ちが湧きました。今後は自主的に様々な情報を追い、もっと自身の視野を広められるようにしていきたいです。」
「講演で印象に残ったことは、最後に内藤さんがみんなに伝えたいことの一つとして、”自分の能力を他の人のために使わないともったいない”とおっしゃっていたことです。自分の能力を他人のために使い、その人に何かしらの良い影響を及ぼして初めて、その能力を習得した意味を自分の中で持つことができる、という点に納得しました。そして、英語や交渉の能力を駆使して、様々な問題を解決してきた内藤さんだからこそより説得力がありました。」
放課後には、少人数で座談会も開いて下さり、生徒の質問に対して寄り添って自身の経験を交えて話してくださり、対話をしながら理解を深める時間を持つことができました。
座談会に出席した生徒より
「僕は座談会の方にも参加させていただきました。内藤さんが海外大学からの入省されたという非常に珍しいご経歴をお持ちな反面、海外在住経験もなく海外旅行も数える程度というなかで、英語力を身に付けられたと伺いました。僕も精一杯努力すれば将来の可能性は広がるとこれからのモチベーションにすることもできました。」
「座談会では、外交官についての具体的なお話や内藤さん自身の経験などをお聞きし、有意義な時間を過ごすことができました。国を背負っての職業を、使命感や向上心を持ってされていると感じました。外交官は少しの言動、気配りなどが人に影響を与え、国を変える可能性がある緊張感をもった仕事だと感じました。」
「座談会を通して海外大学での学びやキャリア選択、外交官としての責任の大きさややりがいを深く学ぶことができ、自身のキャリアがより明確になる有意義な時間を過ごすことができました。最後に話されていた”人生は一度きりである。人としてどのように生涯を終えたいかを逆算して考え、自分の時間の使い方を考える”という言葉も心に残り、今後の自身の課題にもつながると考えました。」