青山学院が主催する、第3回「青山俳壇」の最優秀賞に2名、校長賞に2名、優秀賞に5名の生徒が入賞しました。テーマは「青の句」、漢字「青」 の入った句を詠みました。
最優秀賞
青褐に染まらぬ白さ星月夜 中1 榎本紗也
私はこの夏家族と山梨へ行きました。月明りのない暗い夜に空を見上げると、青く染まった夜空に負けないほど白く、明るく無数の星が輝いていました。それがとても素敵だったので、その感動を俳句にしました。あの時の景色は今でも鮮明に覚えています。(本人コメント)
最優秀賞
挑戦の決意が滾る青嵐 中3 吉田悠莉
私には、何度挑戦しても弾くことができなかったギターソロがありました。一時は断念しかけた時もありましたが、今一度、己を奮い立たせて挑もうとするこの心情を青嵐に例えてこの句を詠みました。この度は素晴らしい賞をいただき光栄です。(本人コメント)
横浜英和中学校長賞
石段をのぼりきる背に青嵐 中2 林美佑
毎朝、横浜英和の生徒は156段の階段を上って登校します。階段の途中からは、富士山が見えます。若々しい青葉の上を吹き渡る風が、1日のスタートを後押ししてくれているようです。(選者:校長)
横浜英和高等学校長賞
青信号陽炎の中渡り行く 高1 沼倉由奈
天気の良い穏やかな春の日、青信号へ変わった瞬間に陽炎の立つ横断歩道を渡っていこうとする。そこには何かを成し遂げたい、前向きに進んでいきたいという未来に向けた思いが想像できます。(選者:校長)