共に喜ぶ
シオン祭では、多くの保護者の方々にご協力いただき、楽しいゲームコーナーをおこなうことができました。ありがとうございました。
そのシオン祭ですが、今年は、私の先輩などが来園し、園児の作品をひとつひとつ丁寧に見ていました。たくさんのお褒めの言葉をくださったことは、もちろんうれしかったのですが、「作品を見ていると、子どもたちと先生たちの、あたたかい関係が目に浮かぶね。」という話がありました。私は、この言葉に大感動!!
作品が出来上がるまでには、園児ひとりひとりとのストーリーがあり、教師と笑いあって作り上げた作品があり、真剣に話しをしながら作り上げたものもあり・・。
教師たちは、その子と向き合う時間を大切にしながら、作品を作り上げてきました。出来上がった時に顔を見合わせ、子どもと共に喜びあった、その作品が展示されているのです。
これからアドベントの時期をむかえます。イエス様のご降誕を待ちわびながら心を整える期間が、アドベントです。待ちわびたイエス様がお生まれになった日が、クリスマス。12月はこの、大切な時期に入っていきます。
このアドベントでも、クリスマスの喜びを感じながら、作品をつくっていきます。その作品に、子どもたちと教師との、どんなストーリーが隠されているのかを想像し、楽しみながら、作品をご覧になってみてください。
クリスマス・・・。ツリーを飾り、「サンタさんがね。」「クリスマスプレゼントはね・・。」と、ウキウキワクワクするクリスマス。そんなクリスマスも、存分に楽しんでほしいと思います。
けれどそればかりでなく、
「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された」
(ヨハネによる福音書3章16節)
神さまが、救い主として、イエス様を私たちにおくってくださったことを、しっかりと心に留め、感謝し、共に喜びたい、と思います。
クリスマス礼拝では、心を静かにし、皆さまで感謝をささげる礼拝を守りましょう。
園長 岡田 直美