希望をもって
はやいもので、24年度最後のカリキュラムをお届けする時期になりました。
園内では、園児たちが安心し、心を許した笑顔で、好きなことに取り組んでいる姿が印象的です。「好きなこと」のなかには、どろけい(泥棒と警察)、お店屋さん(ケーキ屋さん、パン屋さん、カフェ、うどん屋さん、パンケーキ屋さん)、泥団子づくり、鉄棒、川づくり、色水遊び・・。
今日も変わらない穏やかな時間のなかで、「練習して鉄棒で逆上がりができた!」「雲梯の上で、手を放して立てるようになった!」「崖ぴょんができるようになったよ!」と、子ども自身ができるようになったことを実感し、満足し、更にできるようになりたい!と努力している姿も見られます。
横浜英和幼稚園は、キリスト教保育連盟に属していますが、連盟から与えられた今年度最後の月主題は「希望をもって」です。
これはキリスト教保育が大切にしている、目に見えるものだけではなく、目に見えないもの、永遠なるものに目を向けることを忘れず、未来を見て、今を大切に過ごしていきましょう、ということです。
愛すること、信じること、希望を持つことも目に見えません。
「子どもを愛すること」「子どもの育ちを信じること」「子どもの育ちに希望を持つこと」が大切です。
目に見える身体と目に見えない心の成長に努め、人間の全存在を動かす内面を大切に、「あたたかなまなざし」を注ぎ、子どもの育ちを見守る者でありたいと思います。
もうすぐ横浜英和幼稚園を巣立ち小学生となる年長組の子どもたちにも、4月に進級する年中組・年少組の子どもたちにも、そして大人にも、新しい春の日が備えられています。
希望をもって、明日へと漕ぎ出していきましょう!!
保護者の皆様、1年間、あたたかくご協力いただきまして、ありがとうございました。
園長 岡田 直美