中高茶道部が「第38回学校エッセイコンクール」で学校賞を受賞

2017.02.15

 茶道部は日頃の活動を通して、感じたことを部員たちが文章にまとめ、毎年コンクールに応募しています。今年も3人が入賞しました。ほかの部員たちも積極的に取り組んでいることが評価され、今年度は学校賞もいただきました。この学校賞は裏千家茶道を学んでいる全国の中学、高等学校、専門学校、短大、大学の中から、3校だけ選出されます。京都の裏千家本部に「茶道部活動記録写真集」を添え、お礼状を送りました。茶道部は日頃の様々な活動を撮影した350枚の写真に文章を添え、60ページほどの記録集を毎年作成して部員に配布しています。

 すると数日後、裏千家本部から連絡がありました。様々な日本文化を積極的に学ぼうとしている生徒の姿勢や、学校茶道をグローバルに展開していることなど他校に類を見ない活発な活動が大変すばらしいとのことでした。
 このような活動ができるのは、本校卒業生であり、裏千家茶道教授の山崎宗克先生に指導をしていただいているからです。お点前だけでなく、立ち居振る舞いや歴史、文化、日本の美意識など幅広い知識を教えていただき、高校生は許状を取得しています。
 生徒たちは留学生に英語で茶道のワークショップをしたり、着付けを学んだり、鎌倉で教養講座を受けたりとさまざまな活動に励んでいます。今後は、横浜市芸術文化振興財団と協力して外国の方々をお招きし大佛次郎記念館や三溪園で茶道のワークショップを催すなど、さらにグローバルな活動を行っていく予定です。