成長させてくださるのは神さま

2017.06.02

上 戸 秀 夫

                           

夏が来たかと思わせる暑い毎日が続きますが,皆様いかがお過ごしでしょうか。気候の激しい変化で体調不良や熱中症にならないよう,健康には十分お気を付けください。

近所の酒屋の軒下に,4月初旬に昨年も来ただろうと思われるツバメが巣作りをしました。今は4羽の雛の子育て真最中です。親鳥が餌を口に含んで戻ってくると,口移しで餌がもらえるので,雛たちはピーピー鳴きながら大きな口をあけて待っています。親は巣に舞い戻ってきては,そのたびに違う雛に餌をあげています。よく順番を間違わないものだと感心すると同時に,不思議な気持ちになっています。先日,2羽の雛が巣立ちました。残った雛ももうすぐ巣立つでしょう。

ツバメが卵を産み,雛となり巣立つまで2月もかかっていません。つたない飛び方ですが,もう親の後をついて飛び方を学び,飛ぶ虫を餌として捕まえるすべを学び始めています。自然界に住む動物には,母親の胎から生れ落ちたその時に,もう歩み始める動物がいます。身近なものでは馬や牛・鹿などがそうです。これも驚きです。人間はこの世に誕生して,約1年かかってよちよちと歩み始め,成人と認められるのが20年後。それぞれの持つDNAがそのようにさせているのだといわれても,その間の成長の仕組みに不思議さを感じます。

親が,成長のための栄養を子どもたちに与え,生きる(生活する)すべや知識を教え育んでも,それぞれの個体が,それ自身で成長していく。不思議です。今月の主題聖句,「成長させてくださるのは神さまです」と思わざるを得ません。

「成長させてくださるのは神さま」ですから,私たち親は,豊かな愛情を子に注ぎ,心配りをし,保護し(過保護はいけません),どのようにしたら子どもたちの健やかな成長の手助けができるかを,日々考えなくてはならないですね。