私たちは新しい歩みを始める

2021.10.04

青山学院横浜英和小学校長 磯貝 曉成

 

 暑かった夏が過ぎ、空気の色が変わりだし、秋の訪れを感じます。

 小学校のドングリ山には、茶色のドングリがばらばらと地面に沢山落ちています。子どもたちが登校しないので、拾ってくれる者のいないドングリは悲し気です。時折、リスが訪れてかじっていますが、そのリスも何時もの数がいません。

 

 1日から後期が始まると待ち構えていたにもかかわらず、台風が関東地方の海沿いを通過していったことから休校となりました。

 しかし、4日・5日の始業式から、学校も皆さんもこれまでとは違った気持ちで学校生活を始めましょう。

 オンライン授業では、教室での対面授業よりも自分自身が積極的に授業に参加しなければ授業から取り残されそうになることに気づいたと思います。学ぶとは教えられるだけでは身に付きません。自分から疑問をもって、積極的に授業に参加する意欲が何より大切だったのです。そのことを皆さんはオンライン授業を通して知ったはずです。これからは「自分から」を大切にしていきましょう。

 言われなくとも自分から立ち上がること、そして自分を信じ、未来を祈り、歩みましょう。

 「自立と祈り」を心に刻んでください。

 まず自分でやってみること、駄目でもあきらめないで祈ってもう一度やってみることです。文句ばかりを言ってはいられません。

 これまでは誰かがやってくれていたことも、先ず自分でやってみましょう。自分で今できることを工夫してみるのです。そうすると、今まで気づかなかったけれど、我慢しながら、がんばっている人が沢山いることに気付くはずです。

 がんばるには、祈ることが必要です。

 目の前の苦しいことだけを見るのではなく、がんばる自分を信じて、これからに望みを抱いて、祈って進みましょう。

 「四方から苦しめられても行き詰まらず、途方に暮れても失望せず、コリントⅡ4:8」