初めに言(ことば)があった。言は神と共にあった。言は神であった。
2022.05.02
6年生が最上級生らしく1年生に寄り添って身をかがめ、優しい眼差しでお話ししている姿に、自分を愛するように他者を愛するキリスト教の教えを見ました。保護者の皆様の協力と6年生の献身的な奉仕によって、新入生の一人一人が「自分は青山学院横浜英和小学校の一員」という自覚が芽生えてきたことを感謝しています。
新年度が始まり1ヶ月。子どもたちは新しい学年やクラスに慣れて、夏を思わせる気候の中で活発に活動し始めています。グラウンドでは元気に走り回る大勢の子供たちと先生方が仲良く躍動しています。今までコロナ禍で計画していても活動できなかった学校行事も徐々にですが、コロナ禍でも万全を配してできることから実施していけるように準備を着々と進めています。
これからは今までに増して、行事を実施した後の振り返りが重要となります。子どもたちが進んだ地点から、再度目標を定め前進するためです。
今までの教育の世界で聞かされ続けている言葉があります。それは『やれば出来る子』。そしてその存在です。ともするとやり切る能力を発揮することができない環境にあるのではと考えています。神様から与えられた才能を充分に発揮できる環境を学校と家庭とでつくる必要があります。
コロナ禍の非日常が日常へと変わっていく中、子どもたちの成長を促し、やり切る力を発揮するため、私たちは、彼らに問題を提起し、子どもたちの考えを現実に実行に移せる環境をつくりだすこと、そして、より充実した子どもたちの学校生活になるように全教職員が保護者と共に歩ませていただきたいと願っています。
これからもご協力をお願いいたします。