【校長通信 2月】「心の柔らかさ」

2015.02.04

上 戸 秀 夫

雪が降りました。あっという間に,学校の周りは真っ白。枯れ木に白い花が咲き,一面白の夢の世界。物理学者の中谷宇吉郎博士は,「雪は天から送られた手紙である」と言われました。大変夢のある言葉です。わたしなどは,この様な夢のある発想は浮かばず,「雪が降った。 きれいだけど寒いな。たくさん積もると交通機関は大変だな。道が凍ると,歩くのに困るよ。雪かきしなくちゃ。」と現実的な思いばかり。思考に柔軟性が欠け,夢のある豊かな発想ができず,決まり切った考えに囚われている自分に気が付きます。

駅の地下道の大きな展示スペースに,多くの中学生の絵が飾られていました。その絵の自由な発想,色使い。誰一人同じものはなく「ふーん,こういう発想,表現の仕方があるのか。」と感心させられました。同じテーマが与えられていても,既成の概念にとらわれず,自分の思うまま感じるままを素直に画用紙に描き表す彼等。私だったら,到底このような表現はできない。きまりきった構図・描き方になるだろうと,たくさんの絵を眺めながら自由な発想のできない心になっている自分を情けなく思いました。

きまりきった考え方も大切です。しかし,枠を超えた発想・考え方が現代の社会では特に必要だと思われますし,これが世の中を変えていくことに繋がっているようです。年をとっても,考え方の柔軟性は持ち続けたいものです。また,若ければ若いほど,柔軟な発想を大切にしなくてはいけないのではないかとも思います。基本の考え方を示す必要はあると思いますが,柔軟な考え方・発想の必要性を子どもたちに示すことも大切にしたいものです。雪を見,自由奔放な中学生の絵を見て,このようなことを思わされました

それにしても,暴力で自分の主義・主張を通そうとする世の中。命を粗末に扱いがちな世の中。人の罪の深さを身につまされます。わたしたちはどのように関わればよいのでしょうか。

 

【2月の予定】

   4日(水)児童会役員選挙

  5日(木)図書委員会

  6日(金)お話を聞く会,5年理科見学 日本科学未来館・RiSuPia 

 11日(水)信教の自由を守る日・建国記念の日

 13日(金)低学年遊びクラブ

 14日(土)体験入学②

 16日(月)代表委員会,パンと牛乳の日

 18日(水)クラブ紹介

 18日(水)~20日(金)6年思い出旅行

 20日(金)5年社会科見学 NHKスタジオパーク・朝日新聞社

 24日(火)横浜英和幼稚園 1年招待会

 25日(水)授業参観,PTA定期総会,懇談会

 27日(金)~3月10日(火)短縮授業