こども⼀⼈ひとりは、神さまによっていのちを与えられた、かけがえのない存在であるという聖書の⼈間観に基づき、こどもが⼤切にされていることを実感し、安⼼して⾃分らしく歩むことができる環境づくりや関りを⼤切にしています。
⼊園をした園児が、初めて覚える聖書のみことばです。
こどもたちは、神さまのお話を聞き、お祈りする中で、「すべてのものをおつくりになられた⽅であること」「ひとりひとりが神さまから愛されているかけがえのない存在であること」を知ります。
神さまから愛された恵みのなかで過ごすことにより、いつも共にいてくださるという安⼼感が⽣まれます。
神さまを信頼した安⼼感のある⽣活は⼈⽣の⼟台となります。
「あれ、どうしてかな?」
「もしかしたら…かな?ためしてみよう!」
「あれ、ちがった。なぜだろう?」
「そうか、きっと…。なんだ!ためしてみよう!」
「わかったぞ!やっぱりそうだった!」
遊びの中で⾒つけたこと、不思議に感じたこと、考え、仮説を⽴て、試し、判断し、納得する…。このようなことを繰り返しながら、物の性質や法則を知ったり、遊びの中に取り⼊れて、さらに関⼼を深めたりしていきます。また、お友だちと⼀緒に考えたり、伝えあったりすることで、思いや考えを共有する遊びを深めていきます。⾃分で不思議を⾒つけ出し、考えていく⼒は、学習の⼟台となります。
⾒つけたことを伝え合ったり、⼀緒に考えたり、試したり、⼀緒に喜んだり、悔しがったり…。お友だちと共にする経験は、遊びを何倍にも膨らませてくれるのです。その中で、同じ願いをもって、⼯夫したり、意⾒を調整したりして、遊びを作り上げていく⼒、協⼒して活動に取り組む⼒がついていきます。共感できる仲間は、⼈⽣の財産となります。