横浜英和学院の幼稚園として
横浜英和幼稚園は、幼小中高を擁する横浜英和学院の幼稚園です。本園の幼児教育は、おこさま一人ひとりの可能性を引き出すことを大切にしており、卒業後の進路に係わらず幼児教育の充実を目指していますが、同時に、年中組9月1日までに在籍をした園児は、青山学院横浜英和小学校へ内部進学考査によってキリスト教教育を受け続ける道を開いています。
また、本学院の教育環境を活かし、学院グランド、ブリテンホール、礼拝堂を使用しての教育活動や、学内の小学校との交流活動、小学校体育教師による笑顔あふれる体育の時間、ネイティブ教師による楽しい英語教育などを行っています。
建学の精神
1880年アメリカのメソジスト派女性宣教師ブリテンによって建てられた本校はキリスト教を基盤とした人格教育を行うことを目的としています。
心を清め 人に仕えよ
マタイによる福音書5章8節・マタイによる福音書20章26,27節
「心を清め 人に仕えよ」は学院のスクールモットーです。「心を清め」は、神さまに心を向けることで、自分の気持ちを豊かにし、心を成長させること。「人に仕えよ」は、自分のことだけでなく、お友だちや困っている人を大切に考え、感謝や優しさを届けられるようになることです。「自分は神さまから愛されている存在である」ことを土台にして、こどもたちの心に優しさが満ち溢れるように祈りつつ、保育をしていきます。
沿革
横浜英和幼稚園が属している横浜英和学院は、1880年山手の外国人居留地に横浜英和女学校(ブリテン女学校)として創立されました。学院創立当時は幼稚園という形態はありませんでしたが、創立時から3歳のこどもたちを募集し、受け入れ、教育していました。
1908年には、移転した本牧の地で英和女学校付属早苗幼稚園として、そして、1924年には、蒔田の地で幼稚園がスタートしました。当時は小学校、女学校と同じ敷地内にありましたが、1968年、隣の丘の中腹に現幼稚園舎が竣工されました。創立から現在に至るまで、幼児教育の重要性を知り、支えてきた創立者と先達の思いが継承され、キリスト教保育が行われています。