Features

国際社会で活躍できる英語力の修得

English

将来国際社会で活躍できる英語力を身につけることを目標としています。中学1年生では1クラスを2分割に、2年生以降は2クラスを3分割にして授業が行われます。1年生では導入時、特に音声を大切にしています。中学3年間で基本的な文法と相当数の語彙・表現の習得を目指します。高校では、英作文やプレゼンテーション、グループデスカッションなどのより実践的な学びを通して、高い英語力の習得を目指します。高校1年次の海外研修でのホームステイ先で英語でのコミュニケーションを楽しめる英語力の素地を身につけます。高校2年生以降は、大学入試共通テスト、私大入試の問題も取り上げ、大学入試を突破する力を養成します。

少人数編成・習熟度別にクラスを編成

1年生は1クラスを2分割して、2年生~6年生までは2クラスを3分割して習熟度別の授業を行っています。習熟度別3クラスには、標準レベルのクラスを1つ、応用レベルのクラスを2つ設定してきめ細かい授業を展開しています。標準クラスでは演習問題をたくさん解いて基礎学力の定着を図り、応用クラスではディスカッションやプレゼンテーションを多く行い、英語の実践力を養います。生徒の学力到達度にあわせてクラス編成を行い、より適切なレベルで授業を受けることができるように各学期で見直しをします。

課題試験・合同試験の実施

中学では各レッスンや文法項目ごとに課テスト、日々の小テストを行い、スモールステップで理解の定着をはかります。長期休暇明けには、課題に基づく試験を実施し、既習事項の習得を目指します。4・5年生は長期休暇明けに、単語力・文法力養成を目的に試験を実施しています。

中学校のテキストはニュー・トレジャー(Z会)

中学生の授業では教科書としてNew Treasure(Z会出版)を使用しています。各レッスンでは、語彙・文法・表現を学び、長文読解や会話へ繋げていきます。様々なテーマの英文に触れ、英語の土台を築くとともに「英語で読む・学ぶ」楽しさを感じてほしいと思います。検定教科書では扱われていない語彙や文法を数多く学習しますので、高校での学習への大きなアドバンテージとなります。

レシテーションやスピーチの発表でプレゼンテーションの力を育成

1~3年生はそれぞれの学年で指定された、400~1,000語程度の英文を暗唱します。New TreasureのReadの長文を暗記し、繰り返し音声CDを聴いて、発音・強勢、抑揚も習得し、みんなの前で発表します。年度末には中学3学年合同の発表会も行い、学年を超えた行事となっています。高校生は、自分でスピーチを書き上げ、発表を行います。レシテーション、プレゼンテーションを通して英語で発信する力を養います。

英検の校内実施

6年間で、CEFRのB1、B2レベル到達を目指します。実用英語検定(英検)は6月と10月に実施され、多くの生徒が受験しています。生徒自身が検定合格、スコアの伸長を目指して、主体的な学習に取り組めるよう支援しています。

生きた英語を外国人専任教師が指導

中学1、2年次には、週に1時間、1クラスを2分割にした少人数での英会話の授業があります。ネイティブの先生から、英語独特の音をしっかりと学び、英語でのコミュニケーションの態度を養います。Speaking for Speechesを教科書に、英語で自然なやりとりができるように、多量なインプットとアウトプットを行います。また、中学3年生は、オンラインによる外国人とのレッスンをマンツーマンで実施。中学生のうちに、リスニング、スピーキング力を強化していきます。高校では選択科目として英会話を選択でき、より実践的に学びます。

Teacher's voice

世界で活躍する力をつけよう

英語科主任 安川 元啓

グローバル化が進み、日本に住んでいても英語が必要とされています。正確に情報を把握する「受信力」も大切ですが、より求められるのが「発信力」です。自分の意見や気持ちを他者に対して発信していく、つまり伝える力が重視されています。授業では英語の基礎を徹底的に身につけます。その上で、習ったことを実際に会話やプレゼンテーションで活用する機会が青学英和にはたくさんあります。英語初心者でも大丈夫です。私たちと一緒に「英語」でコミュニケーションをとる楽しさを感じましょう。また基準を満たした生徒は、ネイティブによって行われるオールイングリッシュによる英語の授業の受講ができます。

Student's Voice

  • 授業内でインプットした知識をレシテーションなどの場でアウトプットすることができる。アウトプットする機会が多い。
  • 入学当初は英語が一番苦手でしたが、先生方が分かりやすく教えてくださって、得意科目になりました!
  • 文法や会話を通して英語力が高まるのはもちろんですが、スピーチやレシテーションの発表が多くあるので、プレゼンテーション能力が身につきます。生きた英語、使える英語が学べます。

6年間の教科の学びの流れ

1年生(中1)

[英語5時間/英会話1時間]
■発音記号を習得する。
■音読を通して、英語独特のリズムを身につける。
■予習・復習の習慣を身につける。

2年生(中2)

[英語5時間/英会話1時間]
■基本的な文法事項を習得する。
■より広い知識と英語表現を身につける。
■多読で、多種多様な英文に触れる。

3年生(中3)

[英語5時間]
■文法事項の定着と高校英語への連係を図る。
■自分の意見や考えを英語で表現できるようになる。
■英語検定準2級レベルの英語力の習得を目指す。

4年生(高1)

[英語コミュニケーションⅠ 4時間、論理表現Ⅰ 2時間]
■既習の文法事項の定着を図る。
■海外研修で活用できる実践的な英語力を習得する。

5年生(高2)

[英語コミュニケーションⅡ 4時間、論理表現Ⅱ 2時間]
■語彙力を高め、より難解な英文を読み取れるようになる。
■英作文やリスニングの演習を行い、大学入試への意識づけを行う。
■英語検定2級レベルの英語力の習得を目指す。

6年生(高3)

[英語コミュニケーションⅢ 4時間、論理表現Ⅲ 3時間]
■速読、長文読解力を養い、共通テストや難関大学に対応できる力をつける。
■パラグラフライティングの力を養成する。
【選択科目】
英語研究(2) Integrated English(2) 英会話(2)

読解力と表現力の育成

Japanese

言葉を通して思考する方法を学び、目的や場面に応じて的確に話し、聞く能力を習得します。漢字や語彙を習得し、さまざまな文学作品や評論文を学ぶことで、ものの見方や考え方を深め、読解力と豊かな表現力を身につけます。また、学校生活の中で書く作文や読書感想文とも関連づけながら、自分の考えを論理的に構成し、的確な文章にまとめる力を高めます。文語文法を習得し、古文漢文を読む力を身につけ、優れた古典作品を読み味わうことを通して、豊かな人間性を育み、グローバルに活躍できる素養を身につけます。大学入試に備え、さまざまな分野の問題に対応できる力を習得します。

Teacher's voice

本文にひそむ筆者の想いを読み取る

国語科主任 武淵 朱由

青学英和の生徒には、読書が好きな人がたくさんいます。そのため国語の授業では、本文にひそむ筆者の想いを読み取ることを意識しています。「なぜこの表現をしたのか」「なぜこのような展開にしたのか」を考えていくことで、普段の読書生活も豊かになると思います。

Student's Voice

  • 英和の国語の授業で得たものは文章をまとめる力です。プレゼンテーションや発表の際にも役に立ち、苦手だった発表も国語を通して得意になりました。時間が余った時の熟語しりとりや漢字クイズも楽しみにしています。
  • 現代文は「なぜこの答えになるのか」という根拠をしっかり教えてもらえるので、模試などにも活かせる考え方が学べます。古文漢文は歌や呪文で暗記事項を楽しく覚えています!年始の百人一首大会も人気です。

6年間の教科の学びの流れ

1年生(中1)

[週授業時間数4時間]
■読む、書く、聞く、話す、調べるなどの国語の基本的学習を身につける。
■知る楽しみ、探求する心を持ち、自分の意見を発表できるようにする。
■漢字や語彙について繰り返し学習する習慣をつける。
■口語文法を基本的事項から学習し、ことばの働きに留意し、定着をはかる。
■古典作品を通して、古文・漢文への関心を高める。
■補助教材を使用し、応用力を養う。

2年生(中2)

[週授業時間数4時間]
■生徒の生活や経験を踏まえ、各人の個性を尊重しながら、視野を広げ、ものの考え方を深める。
■生きたことば、役立つことばを身につける。
■漢字や語彙について繰り返し学習する習慣をつける。
■文語文法の基本事項を学習する。
■古典作品を通して、古文・漢文への関心を高める。

3年生(中3)

[週授業時間数4時間]
■人間、社会、自然について考え、文章の論理的構成をとらえる。
■ことばを通して思考方法を学び、自分の生き方を展望する。
■ことばの働きについて理解を深め、思索するこころを養う。
■確認テストを行い、中学段階の漢字・語彙力の定着をはかる。
■文語文法の定着を図り、古典作品に親しむ。

4年生(高1)

現代の国語・言語文化[週授業時間数4時間]
■日本語を的確に理解し、読解力と表現力を養う。
■古典において文語文法の完全な理解をはかる。
■作品の読解を通して古典の世界に関する知識を深める。

5年生(高2)

論理国語・文学国語[週授業時間数4時間]
■日本語を的確に理解するとともに、読解力と表現力を高め、伝えあう力を大切にする。
■大学入試に対応し、文章の構成を考えながら問題を解く力を養う。
■他者と話し合うことで、多様な考えを知り読みを深める。

【選択授業】
古典探求(4)

6年生(高3)

論理国語・文学国語[週授業時間数4時間]
■様々な文章を読むことを通して人間、社会、自然などについて自分の考えを深めたり発展させたりする。
■ポイントを押さえつつ読み進めることを習慣化し、大学入試にも対応できる読解力を養う。

【選択授業】
古典研究(4) 国語研究(2)

独自のカリキュラムを展開

Mathematics

教養としての力を身につけていき、理系文系を問わず、個々の希望進路に進学できる力をつけさせる指導をしています。1~3年生は、数研出版の体系テキストを用いて、学年の枠を越えたカリキュラムを組み、基礎学力の定着に重点を置き、再試・補習を普段から行っています。4・5年生は、習熟度別クラスで授業を行い、大学受験に必要な知識を習得させています。6年生は大学入試問題の演習を中心とした授業を行います。さらに、放課後や朝に補講を行うことで、大学進学への意識を4年生の頃から高めています。

Teacher's voice

こんな解き方もできるな!

数学科主任 若命 敦

皆さんは「数学は難しい」と思っているかもしれませんが、いろいろな知識をつけて、それを活用できるようになると簡単に感じるようになります。解けなかった問題を解けるようになったとき、その喜びが大きいのは数学です。また答えは1つでも、解き方が何通りもある問題があります。「こんな解き方もできるな!」と発見する喜びも感じてください。

Student's Voice

  • 特性上難しい単元も多いですが、公式の成り立ちの説明があったり、時には生徒で数学かるたなど、単純な説明ではなく「楽しく」学べる授業が多いです。私はこれらの授業と先生方のお陰で、数学が大好きになりました。
  • BEKIやクリアーという問題集を使って演習をします。授業内で小テストを行い定期テストに備えることも多くあります。問題を解くときにはクラスの人と話し合いながら解き方を考える場面もあります。

6年間の教科の学びの流れ

1年生(中1)

学習態度の確立・計算力の定着 [週授業時間数4時間]
6年間の学習の基礎となるので、授業用・課題提出用ノートの活用法の指導、及び、自主学習を徹底させるなど、学習への基本姿勢を固め、数学の基礎となる計算力を反復練習により習得させる。

2年生(中2)

論理的思考力の向上 [週授業時間数4時間]
図形に関する証明を学ぶことを通して、論理的思考力・数学的表現方法を習得させる。
また、さまざまな問題を学習し、解法パターンを習得させる。

3年生(中3)

高校の数学へ[週授業時間数5時間]
義務教育課程範囲における数学の力をきちんとつけさせ、応用問題、融合問題の解法を習得させる。また、高校数学の内容である数学I 、数学Aへスムーズに移行する。

4年生(高1)

個々に合わせた指導 [週授業時間数 数学I 3時間 数学A 2時間]
習熟度別クラス授業を行い、個々の能力、進路に応じた学力の伸長を図る。特に理系進学希望者は、大学入試問題を随時取り入れた指導を行う。

5年生(高2)

実力アップ [週授業時間数 数学Ⅱ 3時間 数学B 2時間]
習熟度別クラス授業を行い、数学Ⅱ Bまでの基礎的な知識と技能の習熟を図る。数学Ⅱ Bのすべての単元終了後は、数学Ⅰ Ⅱ A Bの大学入試問題演習を行い実践力を習得させる。また、理系進学希望者は数学Ⅱ Bのすべての単元終了後は、数学Ⅲ Cの内容を学習する。

6年生(高3)

少人数による指導
個々の進路に合わせた選択授業において、大学入試問題演習を通して実践力を養う。補講も随時行い、応用力を伸ばしていく。
選択授業
数学III(3) 数学I II AB研究(3) 数学C(2)  数学IA研究(2) 数学Ⅰ Ⅱ A B特講(2) 数学III研究(2)

科学的に探究する力・態度の育成

Science

学習が進むと、学習内容と日常生活や社会との関わりが離れがちになります。そのため、日常生活や社会との関わり、実験・観察を重視し、理科を学ぶことの意義や有用性の実感、理科への興味関心を高める授業を展開しています。1~3年生では、授業や日常生活を通して自然の事物・現象の中に持った疑問をテーマとして生徒が主体的に実験・観察し、得られた結果を分析して解釈する探究活動を行うことで、科学的に探究する力・態度の育成を促します。4年生では分野ごとの基本的な知識を習得させ、5・6年生では実験・観察や問題演習を通して理解を深めます。6年生では大学入試問題を中心とした演習も行い、大学入試を突破する力を養います。

Teacher's voice

「なぜ」を探究する

理科科主任 中村 祐希子

身のまわりで起こる現象を不思議に思うことはありませんか?理科の授業では、実験・観察を行った上で、なぜその現象が起こるのか考えることを大切にしています。ぜひ身のまわりの「なぜ」を追究する楽しさを感じてください。

Student's Voice

  • 理科では年度末に「探Question」という、探究活動があります。自分たちが興味を持ったことを深く調べられる良い機会です!また、実験も0から自分たちで考えるのでとても楽しいですよ!
  • 理科では学年末に探究活動というものを行っており、自分たちの理科分野に対しての疑問を自分たちで実験し、結果をまとめ、それをクラスや学年で発表することで疑問を自分なりに解決するということを行っています。
  • 実験が多く、座学だけでは味わえない理科の奥深さに触れることが出来ます。

6年間の教科の学びの流れ

1年生(中1)

[週授業時間数4時間]
■身の回りの自然現象について学ぶ。光、音、力、物質とその性質について関心を深め学習する。
■植物の体のつくりと働き、分類、動物の分類を学習する。火山、地震について、地球の内部構造を含めて学習する。地質時代の区分とその特徴について学び、地球の歴史を学ぶ。

2年生(中2)

[週授業時間数4時間]
■静電気と電流について学習する。電流と電圧と抵抗の関係について学ぶ。化学変化について学習し、身の回りの物質のつくりについて、理解を深める。
■動物の分類、消化吸収、呼吸、循環、刺激に対する反応について学習する。大気の構造と天気の変化、天気図の読み取りを学ぶ。細胞のつくりと働きについて学習する。

3年生(中3)

[週授業時間数4時間]
■運動とエネルギーについて学習する。いろいろな化学変化について学習し、理解を深める。熱の出入りや電気を取り出す反応、イオンについて学ぶ。
■生殖と遺伝について学習する。太陽系を中心に宇宙について学習する。生態系について理解を深める。

4年生(高1)

物理基礎 [週授業時間数2時間]
■日常生活や社会との関連を図りながら、運動とエネルギー、熱、波、電気について学び、物理の基本的な概念や原理、法則を理解する。また、実験、観察を通して、物理学的に探究する能力と態度を育む。

化学基礎 [週授業時間数2時間]
■日常生活や社会との関連を図りながら、物質の構成や、化学結合、物質量、酸と塩基、酸化還元反応について学び、化学の基本的な概念や原理、法則を理解する。また、実験、観察を通して、化学的に探究する能力と態度を育む。

生物基礎 [週授業時間数2時間]
■日常生活や社会との関連を図りながら、生物の特徴、遺伝子とその働き、生物の体内環境、バイオームの多様性と分布、生態系とその保全について学び、生物の基本的な概念や原理、法則を理解する。また、実験、観察を通して、生物学的に探究する能力と態度を育む。

5年生(高2)

【選択授業】
物理(4) 化学(4) 生物(4)

6年生(高3)

【選択授業】
物理精講(2) 化学精講(2) 生物精講(2) 物理研究(2) 化学研究(2) 生物研究(2) 地学探究(2)

多角的に社会を見る目を育て、
世界に生きる市民としての自覚・思考力を身に着ける

Social Studies

中学1年・2年では地理・歴史、中学3年では歴史・公民を学習します。それぞれの科目で調べ学習などを取り入れて興味・関心を持たせ、基礎的な知識の定着を図ります。高校1年では歴史総合・地理総合を通して、歴史や地理に対する思索を深めていきます。高校2年では世界史探究・日本史探究・地理探究から選択して履修し、専門的に学んでいくとともに公共の授業では世界市民としての自覚を育成していきます。さらに高校3年生では、それぞれの科目をさらに深めていくことで受験への対応力を身に着けるとともに世界を見る視点をさらに深めていきます。

Teacher's voice

社会科の面白さは「考える」こと

社会科主任 小坂 剛

社会科は暗記科目だと思われがちですが、覚えることは「考える」ための準備の1つであって目的ではありません。必要な知識を身に着けて、様々な資料を読み解いて自ら考えることに社会科の面白さがあります。

Student's Voice

  • 先生オリジナルの穴埋めプリントやスライドを用意してくださり、効率的に学習することができました。現代の身近な事柄やニュースと学習内容の繋がりを知り、考える経験は豊かな人生の糧となりました。
  • 高1の歴史総合では「なぜこれが起こったのか」などという問いに対してグループで話し合って答えを導くという機会がありました。歴史総合を通して初めて歴史の楽しさを知ることができました!

6年間の教科の学びの流れ

1年生(中1)

地理・歴史 [週授業時間数3時間]
■地理
社会科学習の基盤として、世界の大陸・州・主な国々・世界の諸地域を確実に把握させる。世界の国々を取り上げ地理への興味・関心を高める。
■歴史
高校での歴史学習とのつながりを考え、古代国家の形成、中世武家政権(鎌倉・室町)を学ぶ。世界史分野では人類のはじまりと古代文明を学ぶ。

2年生(中2)

地理・歴史 [週授業時間数4時間]
■地理(2時間)
日本の都道府県の特色や産業を確実に把握させる。そして自然環境(地形・気候)を学ぶ。様々な面から世界の国々や都道府県を取り上げる。
■歴史(2時間)
欧州人との出会いから天下統一、幕藩体制を学ぶ。世界史分野では、欧米諸国の発展(英・米を中心)、欧州のアジア進出を学ぶ。欧米諸国がアジアに目を向ける中、日本の社会にどのような影響が及ぼされたかを理解する。

3年生(中3)

歴史・公民 [週授業時間数4時間]
■歴史
開国から近代日本の成立課程を考察し、2度の世界大戦中の日本と世界の関わりを理解する。戦後の冷戦構造などの世界情勢を学ぶ。
■公民
地理・歴史の学習を踏まえて、現代社会の政治経済のしくみを理解し問題点を考えさせる。時事問題に気を配り、ニュース等の解説を授業時に行い、現代社会への関心を持たせる。

4年生(高1)

歴史総合 [週授業時間数2時間]
近代以降に起きた2度の世界大戦と冷戦を中心に「産業」「グローバリズム」「技術革新」の3項目から学習する。
地理総合 [週授業時間数2時間]
持続可能な社会づくりを目指し、環境条件と人間の営みとの関わりに着目しながら学び、地理的な考え方や技能を身につける。

5年生(高2)

公共[週授業時間2時間]
現代社の基本的な問題を問題を多面的に考える力を養う。
[選択授業]
世界史探究(4)日本史探究(4)地理探究(4)

6年生(高3)

[選択授業]
世界史(5)日本史(5)地理(5)地歴総合(3)政治経済(2)

聖書の学びを通して、自分の生き方や他者との関わりを考える

Bible

各学年週1時間、聖書の学びを通して、自分の生き方や他者との関わりを考え、人格の成長を目指す教科です。視聴覚教材、グループ発表、グループディスカッションなどを取り入れ、生徒が主体的に参加できるように工夫しています。1年~4年では聖書の語る出来事を中心に、5~6年ではキリスト教の歴史やキリスト教倫理を中心に学びます。6年間の学びを通して、与えられた命を大切にし、「隣人と共に生きる」とは何かを6年間、聖書を通して考えていきます。

Teacher's voice

「心を清め、人に仕える」生き方

聖書科主任 鄭 娜唔美

6年間共に聖書のみ言葉に聞きながら、神様がお造りになった世界、自分、隣人に目を向け、「心を清め、人に仕える」生き方を共に考えて行きましょう。

Student's Voice

  • 聖書の授業では、聖書の中に書かれているイエス様の考えや、その時代背景について深く学ぶことができます。授業で聖書に触れる時間は自分と向き合う時でもあります。ふとした時に思い出すこともあり、自然と聖書の教えが自分に身についているように感じます。
  • 聖書の授業こそ我が校の最大の魅力であると感じています。多様な聖句に出会い、神の愛に触れる時間はかけがいのないものです。また一神教の考えを学ぶことにより混沌とする国際社会への理解に繋がります。

6年間の教科の学びの流れ

1年生(中1)

[授業時間数週1時間]
聖書に親しみと関心を持てるように、キリスト教との出会いとして「聖書について」、「祈り」、「教会」、「横浜英和学院の歴史」などを学ぶ。

2年生(中2)

[授業時間数週1時間]
新約聖書を中心とした学びをする。イエス・キリストの生涯とその教えについて、特にイエス・キリストのたとえ話を中心に学ぶ。

3年生(中3)

[授業時間数週1時間]
旧約聖書を中心に学ぶ。聖書の世界観・人間観を学び、現代に生きる私たちの生き方を考える。一日修養会(社会福祉施設でのボランティア体験)の前後の授業を通して「隣人と共に生きる」というテーマを考える機会を持つ。

4年生(高1)

[授業時間数週1時間]
聖書の成立過程、歴史的背景を踏まえて創世記、預言書を学ぶ。また預言の成就として神様から与えられた救い主、イエスについて学ぶ。

5年生(高2)

[授業時間数週1時間]
イエス・キリストに出会った人々について学ぶ。聖書に登場する人物からはじめて、キリスト教の歴史を学び、近現代に生きたキリスト者についても学び、私たちのこれからの歩みを考える。

6年生(高3)

[授業時間数週1時間]
平和、人権、命、性、福祉など、現代的諸問題を取り上げ、聖書およびキリスト教の視点から「共に生きる」ことを考える。

実社会で役立つ“生きる力”の育成

Technical Home Economics

1年~3年と5年の必修授業では、生活を実際に作っていく技術(食生活・衣生活)、より良い生活環境をつくる力(消費生活・住生活)、家族(保育)という3つの分野を中心に、子どもたちが興味、関心を抱くように工夫しながら授業を展開しています。6年生の選択授業では、推薦入試にも対応できるような指導も行っています。1年生の技術では、生活の中で生じる様々な問題を解決できる実践的な力を身につけることを目標に、アタッシュケースなどの製作を行っています。

Teacher's voice

調理実習後の
生徒たちの笑顔

家庭科主任 坂口 有紀

家庭科では、生活に役立つ知識や技術を教えています。中学2年生では調理実習が4回あります。班の人と協力して作ったハンバーグを食べた後の生徒たちの笑顔が私は 大好きです。何かを作る楽しさを感じてほしいです。

Student's Voice

  • 高2でみんなでシュークリームを作ったことがとても印象強いです。作って自分で食べるだけではなく、先生にあげて喜んでもらえたことで料理の楽しさを知りました。
  • 家庭科ではエコバッグを作りました。縫い方やミシンの使い方、こうすれば崩れにくい方法など生活に役立つことを学びました。
  • 1年生の技術ではアタッシュケースを作ります。木の板の状態から金具をつけるところまですべて自分で行います。2年生家庭科の調理実習ではハンバーグやクレープなどを作りみんなで美味しく食べました。

6年間の教科の学びの流れ

1年生(中1)

[週授業時間数2時間]
衣生活を中心に、基本的な知識や技術を身につける。手提げ作り、簡単な調理実習をおこなう。着用している制服をもとに、被服について学び理解を深める。作品作りを通して物作りの重要性やリサイクルや生活のエコロジーについて考える。木材やプラスチックによる製作を通して、材料と加工に関する技術を身につける。

2年生(中2)

[週授業時間数2時間]
食生活を中心に基本的な知識や技術を身につける。学院での給食等も参考にして、よりよい食事や献立について学び実習する。住生活についても学び、生活の工夫や家族、家庭について考える。

3年生(中3)

[週授業時間数1時間]
中学3年間のまとめとして生活全般に渡って総合的な力を身につける。カーゴパンツの製作、消費者教育の分野の学びと実習をおこなう。

4年生(高1)


5年生(高2)

家庭基礎 [週授業時間数2時間]
社会生活とのかかわりの中で家庭生活全般を考え実践力を高める。家庭経済と経営、消費者教育、保育、栄養教育と実習を中心に学ぶ。

6年生(高3)

【選択授業】食物(2)
旬の素材、行事食をテーマに食の知識や調理技術を学ぶ。
【選択授業】被服(2)
繊維や糸、布の特性、ミシンの扱い方についての基礎知識を理解したうえで、被服の構成・技術を、シャツやドレスの被服実習を通して身につける。

自由で創造的な感性を育てる

Art

美術を通して自由で創造的な感性を育て、自然と美を愛する心を育てることをめざしています。1年~3年では、絵画・デザイン・工芸の基本を習得します。4年~6年の選択では専門的で多岐にわたる内容を扱います。学校の設備は、美術室・工芸室の実習、陶芸窯、糸鋸機械、銅版画、シルクスクリーンの感光製版機など充実しています。

Teacher's voice

デッサン、表現力を中心に
多様な美術分野に対応

美術科主任 成田 史佳

美術を通して自由で創造的な感性を育て、自然と美を愛する心を育てることをめざしています。1~3年では、絵画・デザイン・工芸の基本を習得します。4年・6年の選択では専門的で多岐にわたる内容を扱います。学校の設備は、美術室・工芸室の実習教室、陶芸窯、糸鋸機械、銅版画印刷機、シルクスクリーンの感光製版機、テキスタイル備品、写真暗室などの設備が充実しています。

Student's Voice

  • 長期間を通して1つの作品を作るので、根気強さが必要でした。また色使いなどを学んで、ポスターも作成しました。
  • 今まで知らなかった技法を習うこともでき、試行錯誤しながら作品づくりを行っています。

6年間の教科の学びの流れ

1年生(中1)

[週授業時間数1.5時間]
■レタリングと絵文字のデザイン
■野菜の模刻

2年生(中2)

[週授業時間数1時間]
■透明水彩による抽象表現
■鉛筆デッサン

3年生(中3)

[週授業時間数1時間]
■透視図法による立体表現
■タイルモザイクコースター

4年生(高1)

【選択授業】美術Ⅰ(2)
■鑑賞近代美術
■ステンドグラス制作
■色面分割による人物画制作

5年生(高2)


6年生(高3)

【選択授業】美術ⅠⅡⅢ(3)
■絵画表現研究-模倣と表現
■色彩論・造形論
■抽象表現

【選択授業】工芸Ⅰ Ⅱ
■陶芸
■パターンの平面構成
■シルクスクリーン

充実した音楽環境

Music

本校では、音楽活動を通じて豊かな感性と情操を育むことを大切にしています。毎日の礼拝での讃美歌や合唱コンクール、音楽教室など、多彩な音楽プログラムを通し、生徒たちの音楽性を伸ばす環境を整えています。また、6年間を通じて充実した音楽活動の中で、音楽に親しむ日常が生徒の心を豊かに彩ります。さらに、音楽大学進学を希望する生徒には、選択授業を通じて専門的かつきめ細やかな指導を行い、将来の目標実現をサポートしています。音楽が生活に自然と根付き、感動を共有できる場を通じて、軸に豊かな人間性を育みます。

Teacher's voice

生涯にわたって
芸術文化に親しむ姿勢を養います

音楽科主任 八木 紘子

音楽の授業を通じて、表現力や鑑賞力を育み、音楽の良さを感じながら生活とのつながりを意識し、生涯にわたって芸術文化に親しむ姿勢を養います。

Student's Voice

  • 心を豊かにしてくれる時間です。
  • 讃美歌を歌ったりするので、知らなかった歌も知ることができます。また日本の楽器や歌から海外の歌まで色々とやるので視野が広がった気がします。
  • 歌唱やリコーダーだけでなく、音楽史を学んだり自分で曲を創作し発表をすることも行います。またミュージカル映画を見るなど、音楽を幅広く捉えることができ楽しく学んでいます。

6年間の教科の学びの流れ

1年生(中1)

[週授業時間数1.5時間]
小学校で学んだ音楽的知識を再確認し、学習する。様々な楽曲を演奏するのに、必要な楽譜に関する基本的知識を、無理なく把握できるようにする。器楽演奏の導入としてリコーダーの演奏を学ぶ。また、讃美歌を通じて基本的和声感覚を養う。

2年生(中2)

[週授業時間数1時間]
歌唱と同様に器楽により確実な読譜力を身つける。アルトリコーダーでは奏法に気を付けて正しい指使いを習得する。讃美歌にさらに慣れ親しみ、歌詞を理解し、ハーモニーも感じて歌唱する。

3年生(中3)

[週授業時間数1時間]
いろいろな教材を用いることによりソルフェージュの総合的訓練を図る。基礎的な技術を習得し、アンサンブルにより自然に和声感覚を身につける。

4年生(高1)

【選択授業】(2)
音楽を通して自分で表現する力をつける。また、西洋音楽史をとおして時代の様式やその国の文化に触れ、楽曲の背景を学ぶ。

5年生(高2)


6年生(高3)

[週授業時間数1時間]
楽曲の情景を理解し、表現に生かし、演奏する。技術の向上だけでなく、これまでに習得したいろいろな楽曲の背景や、様々な音楽文化に触れるために、音楽史を学ぶ。
【選択授業】
音楽ⅠⅡ(2)

体力の向上と心身の健全な育成

P.E.

「人生100年時代」と言われる現代社会において、健康で豊かな人生を送るためには、基本的な体力や保健分野に関する知識が必要不可欠です。またそれらと同等に、前向きにスポーツに親しむ気持ちや、周囲を尊重する態度も重要となります。私たちは中学・高校期の経験が、それらの価値観の形成に大きな影響を与えると考えています。
保健体育では、6年間にわたり武道やダンス、体操、球技など幅広い内容を扱います。さまざまなスポーツを学びながら体力や運動能力を身につけることはもちろん、体を動かす楽しさを体験し、友人とよりよい関係を構築することを目指しています。

Teacher's voice

青春の1ページを

保健体育科主任 佐藤 亮太

友だちとさわやかな汗を流し、共に豊かな人生について考える時間は、青春の素晴らしい思い出の1ページとなります。さまざまなスポーツや学びを通して心身共に大きく成長し、人生の土台を築いていきましょう。

Student's Voice

  • 1年間に3~4種目行います。ダンスなどのグループ活動もあり、クラスの仲も深まっていると感じます。
  • 保健はみんなで話し合う時間が多いことで、いろいろな人の考えや意見を聞くことができます。
    体育はみんなで協力したり教え合ったりする時間も多くあります。

6年間の教科の学びの流れ

1年生(中1)

[週授業時間数3時間]
各種の運動やスポーツを通じて、瞬発力や持久力など体力の向上を目指す。
集団行動から仲間づくりや誰とでも協力ができ、安全に楽しく運動やスポーツができる態度や知識を養う。
保健では、体のしくみを知り、心身の発達や健康・安全についての理解を深め、個人生活における健康の維持増進を考える基礎知識を身につける。

2年生(中2)

[週授業時間数3時間]
個人の長所や短所を知り、その課題に対し積極的に行動できる態度や知識を身につけ、安全に楽しく運動やスポーツに親しめる力を養う。

3年生(中3)

[週授業時間数3時間]
グループや個人の能力にあった課題や目標を克服し、また新たな課題を見つけることで技能の向上を目指し、ゲームなど協力し作戦を活かした攻防が展開できる能力を身につける。

4年生(高1)

[週授業時間数 体育2時間 保健1時間]
生活習慣病をはじめメタボリック症候群などの健康問題について学習し、安全に楽しく運動やスポーツができる態度や知識を養う。
保健では、心と体の両面における“健康”をテーマに多角的な側面から学習する。

5年生(高2)

[週授業時間数 体育2時間 保健1時間]
集団スポーツの中から、それぞれの役割や長所を活かし、スポーツの特性や技術を理解させ、仲間と協力しゲームなど進んで実践できる態度を養う。
保健では、救急法や日常生活の中で起こりうる怪我などの応急処置などについて学習する。 【選択授業】
体育(3)

6年生(高3)

[週授業時間数 体育2時間]
各種の運動やスポーツの特性、ルールなどを理解し、技能の向上を図るとともに、生涯においてその力を活かせることを目標とする。
【選択授業】
体育(3)

情報社会で活用できるスキルの修得

Information

インターネットの普及などにより情報が溢れています。その膨大な情報をできるだけ分かり易く、効率よく処理する方法や相手に伝えるための道具としてパソコンを使うことなどを学びます。情報機器の説明や情報化社会で生活していく上での注意点、著作権などの諸問題にも触れていき、情報にふりまわされず、しっかりと判断できる力を養うことを目指しています。

Teacher's voice

正しい情報を取捨選択し、
自分からも発信する

情報科主任 渡邉 有希子

現代社会では情報化に伴い、早いうちから一人前の人間としての高い情報リテラシーを求められています。そこで授業では、ただ技術を学ぶだけではなく正しい情報を取捨選択し、また自分から発信するための知識を学んでいきます。

Student's Voice

  • なかなか自分だけでは知ることのないパソコンの裏側や毎日の授業でのタイピングの練習を通して、パソコンに慣れ、情報化が進む社会において必要となってくる知識や技能を学ぶことができて良かったです。これからの生活に生かしていきたいです。
  • 高3の情報では、前期は情報機器や通信の仕組みについて学びました。後期は主にプログラミングを学び、図形やゲームを作成しました。大学では情報系の学部に進学するので、この授業で得た知識を役立てていきます。

6年間の教科の学びの流れ

1年生(中1)


2年生(中2)


3年生(中3)

[週授業時間数1時間]
chromebookを用いて、Googleのドキュメント、スプレッドシート、スライドの基本的な操作を身につける。社会の情報化の進展に主体的に対応できる能力を身につける。

4年生(高1)


5年生(高2)


6年生(高3)

[週授業時間数2時間]
「情報Ⅰ」では、コンピュータの仕組みやプログラミング、インターネットの利用方法などを学ぶ。特に、プログラミングを通じて論理的思考を鍛え、情報社会で求められる情報リテラシーを養う。また、インターネットの安全な利用法や情報モラルについても学び、デジタル時代の課題に対応できる力をつける。これらの授業を通して、情報に振り回されず、適切に判断できる力を身につける。